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ほとんどの人がFXで勝てないワケ

若干、というか限りなくネガティブなタイトルですが、
気にせずに行きますよ。

「ほとんどの人がFXで勝てないから、勝つことに意味がある」
「ほとんどの人が投資で成功しないから、成功には価値がある」

ということが言えますね。

もしほとんどの人が成功したら、それが「普通」になってしまって、
別に成功でもなんでもない、他に「成功」が定義される、ってことです。

つまり、ある時代や文化における「成功」とは
「ほとんどの人が達成できないこと」

と大きく定義できると思うのですが、
そして「だからほとんどの人が成功できないのは普通に当たり前のこと」と

言うこともできるのですが、
個人的にはなんとなくその展開に違和感を感じるわけです。

もちろんこれが、「成功」という言葉の定義から出発し導かれた
ひとつの答えなんでしょうけど、
ここではもう少し現実的な話もしてみようかな、と。

そう思っています。

「成功」と一口に言ってもいろんな定義が可能だと思うので、

ここでは「FX的成功」に絞ってお話をしたいと思います。

投資で成功する、とはどういうことか。

真剣に考えたことありますか?
パッと答えることができますか?

もちろん、自分なりの定義でかまいません。

「なるべくたくさん稼ぐこと」

「利益率をなるべく大きくすること」

「周りに自慢出来るくらいのレベルになること」

「社会に大きな貢献ができること」

などなどいろいろ出てくるかと思いますが、
いまさら何を言っているんだ?

「お前遅いよ」って話でもあるんですが、まあ仕方ない。

わかっていたようで、本当にはわかっていなかったこと。
腑に落ちるという段階まで至っていなかったこと。

「なぜほとんどの人が成功できないのか?」という問いの答え。

目標や目的に向かって、FXの努力・練習をしてないから

なんですね。

逆説的ですが、「ラクして儲けよう儲けよう」とすればするほど
歪んだエネルギーが必要になり、結局は尻すぼみになっていく。

こんな現実が、実はあったわけです。

ちょっと考えてみれば、すぐにわかることです。

A:「ゴルフがうまくなりたいから、マンツーマンレッスンで練習しよう」

B:「ゴルフうまくなりたいけど、打ちっぱなしに行く事すらめんどくさい」

同じソリューションを別のアプローチで解決しようとしていますが、
あなたはどう思いますか?

いや、もっとハンデつけてもいいな。

Aさんは行動を起こした。

Bさんは何もしていない。

同じソリューションです。

これが、言われれば当たり前なんだけど、ほとんどの人が、
ほんの少し前の私も含めて、本当には理解できていないこと。

だからこのことに気がつくだけで、周りとの差をつけることが
できてしまうんです。これはマジです。

もちろん、私が言っている方法がFXで勝ち続ける唯一の方法ではないと
思いますよ。

でも、個人的には、この方法をお勧めしています。

だって、楽しいし、進歩を感じるし、生きている甲斐を、
略して、”生き甲斐”を、生まれてきた意義を感じることができるから。

そーゆー人生が、いいんじゃないかなあと、個人的には思います。

楽しんで練習するしか方法がない。

練習しないと上達なんかするわけない。

FXも同じ。

FXで勝てないのは損を認めたくないから。損切り(ストップ)の重要性とは?

損切りをどうするかはFX必勝トレードの基本中の基本であり最重要項目です。

これから本格的に損切りについて解説していきます。
しかし、その前に損切りって何?という人のために例え話から入ります。

あなたは今、居酒屋さんにいます。
棚にはびっしりとお酒が並べられています。

大量のお酒の中から自分が飲みたいお酒をどうやって見つけ出すか。

まずはボトルやメニューに書かれてあるラベルを見ますよね。
そして、そのお酒が自分が欲しているものかどうかを判断すると思います。

でも、濃いお酒を飲みすぎると、翌日に残ります。
自分の体に合わないお酒は、自分が一番よく知っています。

なので、周りの空気を含め、
色んな意味で、未来を取捨選択します。

FXもそれと同じなんですよね。

損切りとは思惑と反した動きをして、含み損が出た場合にその損失を確定させること。
または予め「決めておく」ことです。

非常時の出口を把握しておくということです。

要するにリスクコントロール。
どんなに稼いでいるプロトレーダーも予想が常に当たるわけではないです。

自分が稼げるチャートのパターンを見抜き、
そのポイントに入ってきたときのみトレードを行う。

そして、思惑とはずれて損失が出ても、すぐに損切りし、
ルールに従い繰り返すことが利益につながる。

お酒は例え話ですが、普通の人間関係や日常生活と同じです。
なんら特別な要素はありませんから。

非常階段の場所を知らなかったら、地震の時に困りますよね。
その時では手遅れになります。

食べ過ぎや飲みすぎと、根本的には同じことです。

FXで損切り(ストップ)しないとどうなるか

いずれは、トレンドも変わり、プラスに転ずるので
利益にはなります。

しかし、これは後から思う結果論です。

「あの時、買っておけばよかった。」
「あの時、売っておけばよかった。」

これらは後から思う事です。

その時には、思えない事です。

損を確定させないまま、
持ちこたえる過程を日々、味合わなくてはなりません。

昨日、今日、明日とそれに耐えれるメンタルが
あるのでしょうか?

昔、FXで億を稼いだ主婦(池辺雪子さん)が話題になりましたね。

確かその主婦は
「多少の損失は確定させない方が利益につながる」
と語っていました。

これはある意味、正しいですが、
しっかりとトレンド分析をしている場合の話です。

この主婦は長期、中期、短期でもトレードしていましたし、
テクニカル分析についても、相当勉強されています。

マイルールも確立されています。
資金管理もされています。

儲かったのも、ユーロに大トレンドが発生していた時です。

単純に、損切りをしないことで利益をあげる事とは
全く意味が異なります。

それに、この主婦はFX運営会社が、
「そんな取引は止めた方が良い」と電話でアドバイスされた際、

「じゃあ、よそのFX会社で取引するので別にいいです。」
と言えるくらいの、マインドセット(心構え)の持ち主です。

約1億3900万円を脱税した容疑を掛けられたメンタルの持ち主です。

罰金3400万円の有罪判決を受けたメンタルの持ち主です。

9/11事件に動じないメンタルの持ち主です。