
XMTrading(XM)で取引していて、
証拠金維持率が50%を下回る。
すると、
マージンコールが発生します。
名前がちょっと怖い。
「もう強制決済?」
と思うかもしれませんが、
まだです。
XMでは、
証拠金維持率50%でマージンコール。
さらに下がって、
20%でロスカット。
です。
なので、
50%はゲームオーバーではありません。
ただし、
「まだ50%あるから余裕」でもありません。
個人的には、
こっちの勘違いの方が怖いです。
50%は、
安全圏ではない。
ロスカットのかなり手前まで、
すでに来ています。
XMのマージンコールは証拠金維持率50%で発生する
XMでは、
証拠金維持率が50%を下回ると、
MT4・MT5上でマージンコールの警告が出ます。
ただ、
この時点でポジションが自動的に決済されるわけではありません。
つまり、
50%は強制終了ではなく、警告。
です。
イメージとしては、
崖から落ちたわけではない。
ただ、
「この先、崖ですよ」
という看板が見えてきた感じです。
なのに、
「まだ看板だから大丈夫」
とアクセルを踏む。
これは、
ちょっと違います。
XMのマージンコール50%とロスカット20%の違い
まず、
ここだけ分かれば大丈夫です。
| 状態 | 証拠金維持率 | 何が起こる? |
|---|---|---|
| マージンコール | 50% | 警告が出る |
| ロスカット | 20% | 強制決済が始まる |
50%。
まだポジションは残っている。
20%。
ここまで下がると、
強制ロスカットが始まる。
XMのロスカットについては、
こちらで詳しく書いています。
XMTrading(XM)のロスカット水準は、 20%です。 20%。 低い。 つまり、 かなり耐えられる。 …… そう見えます。 実際、 XMでは証拠金維持率が50%を下回るとマージンコール、 20%まで下がるとロスカ …
ここで注意したいのが、
50%から20%まで「30%もある」わけではない
ということです。
証拠金維持率は、
体力ゲージのように単純に減っていく数字ではありません。
相場が大きく逆行すれば、
50%から20%まで一気に近づくこともあります。
特に、
ロットが大きい時。
ポジションが多い時。
値動きが荒い時。
こういう場面は、
落ちる時も速いです。
そもそも証拠金維持率50%とは?
証拠金維持率は、
必要証拠金に対して、
有効証拠金がどれくらいあるか
を見る数字です。
計算式は、
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
です。
たとえば、
必要証拠金が10万円。
含み損を反映した有効証拠金が5万円。
この場合、
証拠金維持率は50%です。
「50%残っている」
と聞くと、
まだ半分あるように感じます。
でも、
XMでは20%でロスカットです。
なので、
50%は余裕のある数字ではありません。
もう、
かなり下まで来ています。
XMでマージンコールが出たらどうする?
マージンコールが出た。
さて、
どうするか。
大きく分ければ、
- ポジションを減らす
- 追加入金する
- そのまま保有する
この3つです。
ただ、
私は最初に、
「なぜ50%まで来たのか?」
を見た方がいいと思っています。
最初から想定していた値動きなのか。
ロットが大きすぎたのか。
ナンピンでポジションが増えたのか。
損切りを伸ばしてしまったのか。
複数ポジションを抱えすぎたのか。
原因を見ないまま、
「とりあえず入金」
「とりあえず待つ」
をやると、
問題を先送りするだけになることがあります。
水漏れしているのに、
床を拭き続けるようなものです。
先に、
蛇口を見た方がいい。
マージンコール後に追加入金すれば助かる?
追加入金すれば、
有効証拠金は増えます。
そのため、
証拠金維持率も上がります。
ロスカットまでの距離を広げることはできます。
ここまでは事実です。
ただし、
入金したからといって、
ポジションの中身まで良くなるわけではありません。
買った理由。
損切りしなかった理由。
相場の方向。
何も変わっていない。
変わったのは、
口座に入っているお金だけです。
なので、
「あと5万円入れれば耐えられる」
「さらに入れれば戻るまで待てる」
となってくると、
少し危ない。
それは資金管理ではなく、
損切りの代わりに入金ボタンを押しているだけ
になっている可能性があります。
ポジションを一部決済すると証拠金維持率は上がる?
ポジションを減らせば、
そのポジションに使われていた必要証拠金が解放されます。
そのため、
証拠金維持率が改善することがあります。
ただし、
1ポジション切ったら安心。
ではありません。
残ったポジションの含み損が増えれば、
証拠金維持率はまた下がります。
ここで見るべきなのは、
50%という数字だけではなく、
今、何ロット持っているのか。
そして、
ここからさらに逆行したら、
いくら損失が増えるのか。
です。
証拠金維持率は、
いわば結果です。
その数字を作っているのは、
ポジションとロットです。
XMのマージンコールで怖いのは「まだ50%ある」と思うこと
私は、
ここが一番気になります。
50%。
数字だけ見ると、
半分。
だから、
「まだいける」
と思いやすい。
でも、
実際のロスカット水準は20%です。
そして相場は、
こちらが考える時間を待ってくれません。
雇用統計。
CPI。
要人発言。
突然のニュース。
普段なら数時間かけて動く値幅を、
数分で動くこともあります。
その時、
「50%になった。さて、どうしようか」
では、
遅いことがあります。
相場は、
会議が終わるまで待ってくれません。
XMはハイレバだからマージンコールになりやすい?
ここも、
少し誤解されやすいところです。
XMは、
高いレバレッジを使えます。
だから、
「ハイレバだからマージンコールになる」
と思うかもしれません。
でも、
私はそうは考えていません。
レバレッジは上限。
実際のリスクを決めるのはロット。
です。
口座レバレッジが高くても、
小さなロットで取引すれば、
実際の損失額は抑えられます。
逆に、
「必要証拠金が少ない」
からと大きなロットを持てば、
ちょっと逆行しただけでも含み損は大きくなる。
XMの高いレバレッジは、
大きなロットを持てる許可証ではありません。
ここは分けて考えた方がいいです。
マージンコールが出てから考えると遅い
マージンコールが出てから、
「どうしよう」
と考える。
これは、
できれば避けたいです。
含み損を抱えている時は、
普段ならできる判断も難しくなります。
3万円の損切りなら切れる。
でも、
8万円になったら切れない。
10万円になったら、
もっと切れない。
不思議ですが、
よくあります。
だから、
ポジションを持つ前に、
- 1回でいくらまで負けるのか
- どこで損切りするのか
- 最大何ポジションまで持つのか
- ナンピンをするのか
- 何ロットまで持つのか
このあたりを決めておく。
含み損になってから考えるより、
何も持っていない時に決めた方が、
ずっと冷静です。
火事になってから避難経路を考えるより、
先に出口を確認しておく。
それと似ています。
XMのマージンコール50%は「まだ大丈夫」の数字ではない
まとめると、
XMでは、
証拠金維持率50%でマージンコール。
20%でロスカット。
です。
50%の時点では、
まだ強制決済されません。
だから、
間違いではない。
まだ取引は続けられます。
でも、
続けられることと、
続けた方がいいことは別です。
ここは、
かなり大事です。
マージンコールが出たら、
「20%までまだある」
ではなく、
「なぜ50%まで来た?」
を見る。
ロットなのか。
ナンピンなのか。
損切りなのか。
ポジション数なのか。
原因は、
その人のトレードによって違います。
本当は、
50%になってから何とかするより、
50%まで行かないように、
先に負け方を決めておく。
その方が、
私はずっとラクだと思っています。



-1.jpg)


