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トレンド相場が勝ちやすい理由…【手法1】

トレンド相場でトレードする。
これがFXで最も勝ちやすい手法
です。

シンプルだけど、これが現実であり事実であり、真実です。

これは私自身が強く実感していることですし、
トレンド相場でトレードをすることが多いです。

では、なぜトレンド相場がFXで勝ちやすいのでしょうか?
理由は3つあります。

  • エントリーを多少ミスしても関係がない
  • 利益が上がりやすい(=稼ぎやすい)
  • 損失が出にくい

相場には波がありますが、
この相場の波に乗るのがトレンドフォロー(順張り)です。

そもそも、勝ち組トレーダーはトレンドフォローを好む傾向があり、
海外では「TREND IS FRIEND(トレンドは友達)」という言葉があります。

トレンド相場で儲けるというのは、世界共通の法則なのです。

トレンド相場は利益が大きく膨らむ確率が高い上、
エントリーでミスをしても、含み損(アゲインスト)が消えてくれます。

大きなトレンド乗っていれば、マーケットが助けてくれるのです。

しかし、あなたがチャートを監視している間、
常にトレンド相場なわけがありません。

実際にはトレンド相場は全体の3割しかありません。

だから、この3割のチャンスで大きく勝負に出て、
勝ちに行くのです。

具体的には取引金額を多くします。

  • ハイレバレッジをかける
  • ピラミッティングする(枚数を増やしていく)
  • スイングをしながら、デイトレやスキャルもする

実際に私がそうしていますし、プロフィール等をご覧になっていただければ、
そうしている事実が直ぐに分かるでしょう。

そして、このトレンドの基礎と言えるものが「ダウ理論」として
とっくの昔に体系化されています。

いいですか?

「ダウ理論」ってめっちゃ重要なんですよ。
重要と言っても理論そのものではなく、理論を活かすことが重要です。

サポートライン(支持線)・レジスタンスライン(抵抗線)や
レンジブレイクってこの理論に基づいた手法ですので。

トレンドの強さはマルチタイムフレーム分析で把握

トレンドの強さは時間軸によって決まります。

  • 長い時間軸のトレンドほど強い
  • 短い時間足のトレンドは弱くなる

例えば、日足チャートが上昇中で、1時間足チャートが下降中の場合、
上方向に向かうエネルギーの波が大きい
という事です。

だから複数の時間軸を見る(マルチタイムフレーム分析)必要があるわけです。

しかし現実には一直線に定規で引いたように
ローソク足が動いているわけではありません。

では、どうやってトレンドを判断するのか?

テクニカル・インジケーター

テクニカル・インジケーターを利用します。

あくまで利用するのであって、実際にはFXトレードは感覚で行うものです。
他の記事にも書きましたが、トレードは左脳ではなく、右脳的なものです。

なぜそうと言い切れるのか?

今、動いている価格こそが一番重要だからです。
つまり、ローソク足の動きや勢いです。

さて、テクニカル分析には大きく分けて、トレンド系とオシレーター系の
2種類があります。

トレンド系のテクニカル指標

いっぱいありますが、移動平均線とボリンジャーバンドで十分勝てると
私は考えています。

私はボリバン派ですが、移動平均線とローソク足だけを見て勝っている
億トレードが実際に存在しています。

当たり前の事ですが、絶対万能なテクニカル指標など
この世には存在しません。

パラメーターや設定をいじりまくっても勝てません。
FXで勝つこととは関係ありません。

一つのテクニカル(例:移動平均線)の動きをよく知り、それを踏まえて
自分の求めるサインを探すのです。

感覚的にね。

私がボリンジャーバンドを重視・愛用するのは、
世界中のトレーダーが同じ設定で使っているからです。

ここが移動平均線との違いです。

誰もが同じものを見ていれば、人はセオリー通りに判断するため、
多くの人が同じサインで同じ動きを取る確率が高まります。

結果、動きの波が強化される事になります。

ボリンジャーバンドは移動平均線を元に標準偏差の幅を
バンド上に示したものです。

例えば、このバンドに沿ってローソク足が動いている状態(バンドウォーク)を
狙って、次のようにトレードします。

「すぐに焦って注文するのではなく、中心線である移動平均線まで待ってから
押し目や戻りを待ってトレード。」

引き付けてから発注するわけですが、なぜこのトレード手法が成り立つかと言えば、
世界中のトレーダーが同じボリバンのバンドを使っているから
です。

必然的にエントリーのタイミングが決まってきます。
多くの人がポジションを取るので、大きく動きやすくなります。

レンジの後にブレイクアウトを狙え!【手法2】

レンジ相場というのは、いつか必ずブレイクアウトします。
永遠にレンジ相場が続くことはありません。

もちろん、トレンド相場が永遠に続くこともありません。
いつかは転換します。

実際にそうですよね?

なので、レンジがブレイクする瞬間に注文をすれば
大きく勝てることになります。

これにもボリンジャーバンドを用います。

ボリバンの幅が狭い状態から広がった状態が
ブレイクアウトです。

ボリバンの幅が狭い状態は、スクイーズ状態と言います。
スクイーズについては後でちゃんと説明します。

なぜか?
ていうか、その前になぜスクイーズ状態は起こるのか?

はい。FX市場参加者が少ないからです。

何らかのニュースが発表されると、参加者が突然増えて、
注文をするので、大きくレートが動くのです。

ブレイクアウトとはこれを狙って、トレードするものです。
動き出しを狙うという意味ですね。

こーゆー背景・本質さえ分かっていれば、
「ブレイクアウトで勝てない!」とはなりません。

レンジブレイクのタイミングの見極め方

長期の時間足でトレンドが出ていて、短い時間足でレンジ相場なら
長期の時間足の方向にブレイクする確率が高い
です。

だから、常に長期の時間足と短期の時間足を見ることが重要です。
あなたが、ブレイクアウトで爆発的な利益を得たいならば。

そして、これ(複数の時間足を見る)は、マルチタイムフレーム分析の考え方で
勝っているトレーダーは皆、実際にこのようにトレーディングしています。

「大きな時間の中で、今がどうなのか?」

これを意識しないとFXでは勝てません。

例えばですが、日足レベルでレンジ相場が続いているならば、
上にも下にも壁がある状態になります。

なので、それより短い時間軸でブレイクアウトを狙っても
それは無謀という事が分かりますね。

最初はカウンターで逆張りを狙っても勝てます。

しかし多くの人が逆張りを狙うようになると、
その上下幅が小さくなっていきます。

結果として、レンジ幅の狭い、スクイーズ状態になります。

この繰り返しなんですね。
(だからこそ、FXは数年続けていれば、自然と勝てるようになる)

分かりやすく、復習しましょう。
レンジ→ブレイク→トレンド→レンジ→ブレイク→トレンド。

ブレイクアウトの方向とタイミングをある程度は予測しながら
動きに乗る。

これを意識することが重要です。

具体性がない?

あなたがそう来ると予測して、
具体的なブレイクアウトの狙い方・やり方はこちらにも書きました。

ボリンジャーバンドの幅と先端を見る手法です。

目で見て分かりやすい指標|ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは何か?

人によって解釈は様々でしょうが、目で見て分かりやすい指標がボリバンです。

一般的には、この指標の発明者がどうこう、とか、標準偏差がうんたらからと
言われますね。

それらはあまり問題ではなく、これを見て、実際のリアルトレードで勝てるか、
勝てないかが重要です。

なので、その視点で説明に入ります。

ボリンジャーバンドの形で発注(エントリー)と手仕舞い(クローズ)の
タイミングを計る事が出来ます。

ボリバンの形は以下のタイプがあります。
頭に叩き込んで下さい。

  • スクイーズ:参加者が少ないため、待つ
  • エクスパンション:急激にバンドが動くため、順張り
  • よこよこ:プラマイ2σ内でゆるやかなため、手仕舞い
  • トレンドの継続:押し目買い・戻り売り
  • バンド幅がスクイーズよりも広い:逆張り

1つ1つ説明していきます。

スクイーズ状態(ボラティリティが大きくない)

欲求不満の事です。

誤解を恐れずにはっきりと言いましょう。
食欲や性欲と同じで、腹が減った状態・放出せずに溜まった状態の事です。

スクイーズとはボリバンの上下幅が狭い状態で、
エネルギーが溜まっている状態です。

相場にエネルギーとかあるのか?と言われそうですが、
あるんですね。

突然、ローソク足が勢いよく下降して、ボリンジャーバンドの先端が外側に膨らみ、
広がっていくことが普通にあります。

逆に、チャートを開いても
ほとんどローソク足に動きがない時も普通にあります。

これをエネルギーと言わずして、何というのか?

はい。

エネルギーの正体はFXを実際にやっている人たちです。
要するに市場参加者です。

市場参加者はいつ注文を出そうか?と思いながらチャートを見ていますし、
多くのトレーダーは自分が勝とうと願っています。

市場参加者が注文を出していない状態、待っている状態は
エネルギーが少ないのです。

この皆が様子を見ている状態が「スクイーズ(押しつぶされた)状態」で、
ボリンジャーバンドの上下幅が狭い状態
です。

「ボリンジャーバンドの上下幅が狭い状態」=「市場参加者が少ない」=「エネルギー小」=
「ボラティリティが小さい」と考えて下さい。

ボラティリティが小さい時は、スプレッド負けします。

価格の変動がないのに、手数料を取られるのは単純に考えて不利です。
シンプルに損ですよね?

というわけで、価格の変動があまりない時にエントリーしても
利益が出にくいので、無駄という事が分かります。

無駄というのは、リスクに対するリターンがそれほど見込めないという意味で
言っています。

「ボラが小さい」=「ボリバンの幅が狭い」
 →トレードを見送る=負けない=損しない

こんな感じで自然と相場状況が読めるようになりますので、
試してみてください。実行して下さい。

計画して実行するだけですから。
ホントに。

慣れれば、ボリンジャーバンドをMT4表示させなくても、勝手に頭に浮かんできます

トレンドが永遠に続くことはない。いつかは転換する。【手法3】

トレンドが永遠に続く事はありません。
そんな事は今までに、一度も起きたことがないし、今後も起きないでしょう。

安値の更新も高値の更新も永遠には続きません。

どうしてか?

経済状況が変わるから?ビッグニュースが発表されるから?大統領が変わるから?
そんなことは関係ありません。

反発や反落は市場参加者が決めるのです。
経済指標やニュースを人がどのように捉えるかが全てです。

買う人が多くなると上がります。
売る人が多くなると下がります。

それらは全てチャートに織り込まれるのです。
「エリオット波動」なんかで、それは既に証明済みです。

チャートの見方のコツ|思い込み(バイアス)を捨てる

・上昇していたのに、上値が伸びなくなる。
・ローソク足が何本も一定のレベルで止められる。

このような場合、そこには何かあると気づかなければなりません。

値動きは市場心理によって形成されていますので。

そうすると、あなたがやる事は自ずと決まってきますよね。

市場心理を読みながら、チャートを見るという事です。
とはいえ、いきなり、こんなトレーディングは出来ないでしょう。

だから、徐々に出来るようにしていくのです。
実際にFX初心者だった私がそれを証明しています。

希望的観測でチャートを見るわけではありません。
一歩引いた感じ、画面全体を抽象的に見る感じです。

画面を食い入るように視界を狭めて、集中すると、
「もっと上に上がれ」などの欲望が渦巻いた状態でチャートを見てしまいます。

そうではなく、単純に事実だけを受け入れて、チャートを見るのです。
「なぜこうした動きになるのだろう」と客観視しつつ俯瞰するイメージです。

大口投資家の動きに便乗すれば、カウンター(逆張り)も狙える。【手法4】

これは俗にいう「マーケットの壁」を利用したトレード手法です。
反対方向の動きに乗るわけです。

壁があって、そこで動きが止まるのであれば、
利用することが出来ますよね。

壁とは大きく分けて、次の三つがあります。

・1ドル100円などのキリの良い数字(投資家心理の反映)
・大きな時間足での前回の高値・安値(大きな時間足を見る)
・オプション・バリア(大口投資家の動きに便乗する)

大きな時間足とは、最低でも日足レベルの事です。

1時間足レベルの壁であれば、前に書いたレンジブレイクを狙う方が
高確率で勝ちにつながります。

それでも、どうしても逆張りが狙いたいなら、
かなり慎重になる必要があります。

慎重とは早めの利益確定という意味です。
ここがトレンドフォローと大きく違う点になります。

レンジ相場ではトレンド相場とやる事が全く変わる

レンジ相場の必勝法。

それは、誰もが思いつく発想ですが、リミットを浅く設定(例:20pips)、
ストップを深く設定(例:40pips)し、逆張りを狙えば、コツコツと儲かります。

一見そう思いますよね。

少なくとも、勝率はかなりのものになるでしょう。
リミットに達する確率の方が単純に2倍も高いですからね。

私はこのトレード手法を考えた事がありますし、レンジ相場である限りは
機能するでしょう。

ただこのトレード手法には大きな落とし穴があります。
素人ならではの、思い付きの机上の空論的な発想なんです。

どこがダメなのか分かりますか?少し考えてみて下さい。

・・・はい。

トレンド転換して、強いトレンドが出ると、
そこでドカーンと一気に負ける
という事です。

壁が崩壊したら、レンジブレイクしてしまいます。
これがいわゆる、コツコツドカーンってやつです。

もちろん、相場の見極めと資金管理(マネーマネジメント)が出来ていれば、
この限りではありません。

レンジ相場では早めの利益確定とストップが必要

トレンド相場では、利益確定を遅らせて、利大を狙いますが、
レンジ相場ではこの手法は通用しません。

なぜなら、レンジ相場で作られた上下の壁がどんどん狭くなるからです。
最終的には動かなくなります。

先に書いたように、実際にFXで勝っているトレーダーはレンジ相場では
早めに利益確定します。そして反対売買を行います。

レンジ相場の幅が狭くなり、両幅にストップが多く置かれた状態になります。
そうすると、ますますレンジ幅が狭くなっていきます。

だからこそ、あらかじめ利益の幅が限られているレンジ相場では、
早めの利確が必要
という事になるわけですね。

逆にいうと、レンジ相場での壁や幅が分からなければ、
利確ポイントもストップポイントも分からないので、手を出さない方が無難だという事です。

迷うくらいなら、「休むも相場」です。
結局はそれが利益につながるのです。

無暗にトレードしても、
ストップにかかりまくるか、プラスがマイ転して悔しい思いが残るだけです。

レンジ幅が狭まった状態では、ブレイクアウトを狙うのが
稼いでいるトレーダーの勝ち方です。

ローソク足はチャートパターンを暗記し、フォーメーション分析せよ!【手法5】

フォーメーション分析を覚える可能性

多分、この話を聞くと「めんどくさっ」って感じるんじゃないかと
思うんですよ。

なぜなら、私もFXをやり始めた時は、ローソク足の連続図形を覚えるなんて
面倒くさいと思っていたからです。

しかも数が多い。

こんないっぱいフォーメーション分析を覚えたって、机上の空論に過ぎず、
実践では使えるわけないよね、と。

常にこんなモロ分かりやすいチャートパターンばかりだと
苦労しねえよな、と。

それで、例えばですが、下記の二つの図を見て、
どう思いますか?




fx-josho-penanto
fx-kakou-penanto

この二つで何が違うか分かりますでしょうか?

左から右にかけて、徐々に値動きが小さくなっているのは
両方の図で同じことです。

それは無意識でも見たら分かることですね。

じゃあ、「一体何が違うの?」って話ですが、
違うのは、最終的にどうなるか?です。

そして、この瞬間がブレイクアウトにつながるわけです。

「最後の瞬間までどっち方向なのか分かりません!」

・・・はい。別にそれで構わないです。

このチャートの左側、つまりこの図よりも過去のチャートがあるはずですよね。
ここに来るまでの流れです。

上昇中であれば、上昇ブレイクする。
下降中であれば、下降ブレイクする。

しかし、もしかしたら、逆にブレイクするかもしれない。

いずれにせよ、トレンドに乗りやすいフォーメーションです。

ただし、これは確率論ですので、
必ずしもこのようになるわけではありません。

しかも、ローソク足のフォーメーションやパターン・呼称を覚えることが
目的ではありません。(※ちなみにこの図は「三角持ち合い」と呼ばれていますが)

”準備をして”、”波に乗る”のが目的です。
フォーメーション分析やチャートパターンは稼ぐための手段にすぎません。

これを意識的に具体化して、見るためにはどうすればよいか?

トレンドライン・サポートライン・レジスタンスラインを引きまくれ!

全体を見てラインを引くだけです。

全体を見てラインを引くだけ。
たったこれだけの行為で見えてこないものが、見えてきます。





fx-josho-penanto
fx-kakou-penanto

上図:
三角形の下の頂点が段々と上がっていってます。
これは、サポートラインが切り上がっているという事を意味します。

下図:
三角形の上の頂点が段々と下がっていってます。
これは、レジスタンスラインが切り下がっている事を意味します。





このようにラインを引くとチャートが違って見えてきます。

fx-josho-penanto-zentai

そして、抜けた方向に大きく抜けやすいので、
「抜ける時を狙う」のです。または、「抜けた後の流れに乗る」のです。

これが、先に話した”準備をして”、”波に乗る”です。

フォーメーション部分だけを切り取って、図形解説しているサイトや広告ブログ、
情報商材屋が多いですが、あまり意味がありません。

いかさないと。活用しないと。
全体の中の今を意識しないと。

チャートパターンやフォーメーション分析をリアルトレードに活用する

ミクロだけ着目しても、それは単なる自己満足の研究です。
機械的に覚えても、実社会ではなんの役にも立ちません。

古文や漢文や歴史や連立方程式を受験勉強で覚えても、
何の役にもたってませんよね。実際。

仕事や日々の生活の中で生かす実践的な知識と、
何かを読んで覚えこんだ知識は別物です。

使えるか、使えないか。
しっかりと目を見開いて、現実を見ましょう。

忘れないでください。

チャートパターンやフォーメーション分析は重要ですが、
常に100%切り抜き図のようになるわけではありません。

全体の中で、今はこのパターンであると認識できなければ、
勝てませんし、FXで稼げるようにはなりません。

勝つために一番良いのは、トレード動画を見る事ですね。
稼げるようになるために一番良いのは、リアルトレードをする事ですね。

少なくとも私はそうでした。

理由は簡単。

自分がまさに注文を出す時は、チャートの一番右側に居るから。
自分がまさに注文を出す時は、チャートは動いているから。

リアルトレードをしない。ラインも引かない=例えるならば・・・

ゴルフの理論書だけ読んでいても上手くなりません。
楽譜を見てもピアノは上手くなりません。

自転車のカタログを見ても、運転できません。
ケンカで強くなる手法を読んでも、勝てません。

ファッション雑誌を読むだけでは、オシャレにはなれません。

服をショップで選んでから、買ってから、それを着てから、
そして外に出てから、誰かに見てもらうのです。

超ー当たり前のプロセスなんですね。

正しいトレード手法を身に着けて実行するのが、一番の近道です。
遠回りに見えても、正攻法が一番の近道です。

そのために、ラインを利用したり、ボリバンを利用して、
ローソク足の動きを見て下さい。

市場参加者の心理を考えて下さい。
自分のお金(リアルマネー)をかけて勝負して下さい。

FXはゼロサムゲームって嘘!?

勘違いしている残念な人達が多くてウンザリするのですが、
FXはゼロサムゲームではありません。

「FXはゼロサムゲーム」って嘘です。
正しくは、マイナスサムゲームです。

理由は手数料(スプレッド)という隠れコストがあるから。
最初から不利な状況に置かれているわけです。はい。

ゼロサムよりも厳しいマイナスサムゲームなFX。

FXに参戦し、サバイバルする「目的」のためには、
自分なりの戦略や想像力という「手段」が一番の武器になってきます。

「手段」という武器により、「目的」を達成する唯一の方法が、
実弾(リアルマネー)使用です。

ピストルやライフルの引き金と同じです。
本物の実弾を打つのと、エアガンを打つのとは全くの別物です。

ブラフやハッタリ、こけおどしと似ています。
精神状態・メンタルが違うのです。

FXで勝ちたいならリスクを負わないと、
いつまで経っても勝てない
ので、さっさと実弾を使いましょう。

軍資金がないなら、FXで勝つのはもう諦めて下さい。
投資にはお金が必要です。

むろん、そのお金をどこに口座開設して、どう運用するのか?がキモです。

デイトレ・スキャルピングでは他人の損切りを狙う。【手法6】

あなたがリアルトレードをした事があるならば、
必ず経験あると思うんです。

「今日は上に行きそうだけど、行かなくてじれったいな。
 なんとなくイライラする」

「下に出そうなのに出なくて、まるで便秘の様な重さ」

これが、突き抜けそうで抜けない、サポートラインやレジスタンスラインの影響で、
この付近で膠着するケースが非常に多いです。

なぜこんな事が起きるのかと言うと、このようなポイントでは、
売り注文も多いし、買い注文も多いからです。

つまり、注文が交錯している状態です。

これは、激しく取引されている証拠であり、
実際にプライスボードの価格表示が、ピカピカと点滅していることからも分かります。

便秘薬と下剤を激しく交互に飲んだ牽制状態と考えると分かりやすいかもですね。
ていうか、これって比喩的にどうなんでしょう。

買いが買いを呼び、売りが売りを呼び込む!市場参加型のFX投資家心理!

しかし、一瞬にして値動きが激しく動き始める時があります。
レートがどんどん加速して、急激に上がったり下がったりします。

まさに、買いが買いを呼ぶ展開であったり、売りが売りを呼ぶ展開であったりと、
私的にはこれがFXの醍醐味の一つだったりします。

ではなぜこのような事が起きるのでしょうか?

それは大量の反対売買がされるからです。

例えば、100円でドル円を買った人が98円で損切り設定をしているとしましょう。
98円にストップ注文を入れていることになります。

100円が99円を割り、98円に到達したら、その瞬間にこのストップ注文が発動されます。
98円からの売り注文が自動的に大量に出ることになります。

結果、ローソク足がますます下がっていきます。

ただでさえ、相場が下落している所に、このストップロスオーダーの圧力がかかるので、
耐えれなくなった輪ゴムのように、エネルギーが増幅加速していきます。

トレンドが出る場合もあれば、他人の損切り(ストップ注文)が一通り終わると、
方向転換して元に戻る場合もあります。

この見極めはローソク足の勢いで分かります。
普通にチャートを見ていれば。

FXで勝つためには、相手のストップを狩りに行く

デイトレードやスキャルピングでは特に、このようなストップを狙う動きを
察知して、流れに乗る事が有効です。

相場の動きと反対のポジションを持って苦しんでいる相手は、
どこに損切りを入れてくるのか?を想像し他人の損切りを狙う戦略です。

この辺りの駆け引きはポーカーや将棋、あるいはテニス・卓球に似ていますね。
タイミングと優位なポジショニングという少し感覚的なものですね。

ローソク足の方から、他人のストップに近づいていく感覚です。

格闘技や武術だと間合いですね。
相手のパンチやキックが届くギリギリの距離が一番危ないみたいな。

離れていれば安全だし、あるいは、密着してクリンチしていても安全な所は、
やはり、サポレジラインと似ていると感じますね。

位置エネルギー。

そしてこれらの感覚(センス)は磨けるものです。
上達=稼ぎ、に直結するのがFXです。

情報商材はそのために利用するものです。
取引口座も同じことです。勝てない口座を選んでも勝てません。

FX自動売買(EA)はほったらかしではなく、裁量でON/OFFしないと勝てない。【手法7】

自動売買(EA)というのはプログラミングで出来ています。
そして、プログラムというのは、人間が与えた命令を忠実に実行するものです。

つまり、命令が間違っているとEAは間違えます。

相場には波と周期があります。

トレンドが出ている相場状況に強く機能するEAを
レンジ相場で使っても全く勝てません。

なぜなら、既に使う前提を間違えているからです。

お笑い番組を見たいなら、民法チャンネル。
政治経済を見たいならNHK。

こんな感じで、通常は切り替えますよね?
これって、当たり前の普通の事ですよね。

違いますか?

相場状況が変わっているのに、同じロジックのEAを使い続けているという事が
私には信じられない。

EA運用で一番重要な点は、そのロジックが状況にあっているかどうかです。

EAのロジックを知らないのに運用するとかありえません。
まあ、短期的な結果だけを求めるのなら、それでも良いのかもしれませんがね。

長期目線では間違いなく、勝てません。

さてそれでも、どうしてもEAで勝ちないのなら、
以下の5つ以外に手法はない
でしょうね。

  • 自分でEAを作る(実はそんなに難しくない)
  • 複数のEAを相場状況に応じてチェンジする
  • いくつかのEAを同時並列的に走らせる
  • 人工知能(AI)による相場判断型を使う
  • マルチロジックで完全放置する

EAに使われるのではなく、EAは使うものですよ。
自分でコントロールして使うものですから、そこはお忘れなく。