
「なあ」
「なに」
「XMって、
レバレッジ1000倍なんだろ?」
「最大な」
「やばくない?」
「何が」
「1万円入れたら、
1000万円になるってこと?」
「ならない」
「早いな」
「そこは早めに止めとかないと危ない」
「1000倍なのに?」
「レバレッジがな」
「だから、
1万円が1000万円」
「増えてない」
「1000倍って書いてあるぞ」
「お金1000倍キャンペーンじゃないんだよ」
XMのレバレッジ1000倍とは?
「じゃあ1000倍って何なんだよ」
「少ない証拠金で、
大きなポジションを持てるってこと」
「大きなポジション」
「そう」
「1000倍の」
「まだそこにいるな」
「だって1000倍だぞ」
「数字が強いのは分かる」
「3倍とかなら俺も冷静だよ」
「1000倍になると?」
「何かしないと失礼な気がする」
「誰に」
「1000倍に」
「数字に礼儀を求めるな」
「でも、
せっかく1000倍まで使えるんだぞ?」
「使える」
「使わないの?」
「必要なければ」
「もったいなくない?」
「じゃあ、
40階まで行けるエレベーターがあったら、
毎回40階まで行くのか?」
「行けるなら行きたい」
「用事ないだろ」
「景色いいかもしれない」
「FXに観光要素入れるな」
「でも、
40階まで行けるんだぞ?」
「だからって、
3階に用事あるのに40階行く必要ないだろ」
「一回40階まで行って、
そこから3階に戻る」
「余計なリスクしか増えてない」
「エレベーターなのに?」
「今のはお前の行動の話だよ」
「じゃあ、
レバレッジ1000倍も?」
「必要なところまで使えばいい」
「……」
「まだ納得してない?」
「40階が気になる」
「もうエレベーターから降りろ」
XMで1000倍のレバレッジを使うとどうなる?
「じゃあさ」
「うん」
「レバレッジ1000倍に設定したら、
必ず1000倍でトレードするわけじゃないの?」
「違う」
「え?」
「口座の最大レバレッジが1000倍でも、
実際にどれくらいのリスクを取るかは、
持つポジションの大きさで変わる」
「待って」
「なに」
「1000倍に設定してるのに、
小さいロットでいいの?」
「いい」
「怒られない?」
「誰に」
「XMに」
「怒られない」
「『お客様、1000倍を全然活用されてませんね』って」
「営業担当みたいに言うな」
「『今月まだ17倍しかお使いになってません』」
「ポイントカードじゃないんだよ」
「翌月に繰り越せる?」
「レバレッジをギガみたいに扱うな」
XMの1000倍レバレッジは危険なのか?
「でもよ」
「うん」
「1000倍って危険なんだろ?」
「使い方による」
「出た」
「何が」
「便利な言葉」
「本当にそうだから」
「1000倍は危険です。
でも使い方によります」
「うん」
「包丁みたいなこと?」
「まあ近い」
「車みたいなこと?」
「それも近い」
「じゃあ、
チェーンソー?」
「なんで少しずつ怖くしていくんだよ」
「1000倍だから」
「戻ってきたな」
「だってさ、
1000倍の口座を使ってて、
実際は小さいロットでトレードするんだろ?」
「そういう使い方も普通にできる」
「じゃあ、
危ないのは1000倍そのものじゃなくて」
「うん」
「調子に乗った俺?」
「かなり核心に近づいた」
XMの最大レバレッジと実際のロットは別に考える
「じゃあ確認な」
「どうぞ」
「最大レバレッジ1000倍」
「うん」
「だからといって、
毎回限界までポジションを持つ必要はない」
「ない」
「小さいロットでもいい」
「いい」
「1000倍あるのに」
「そこを惜しむな」
「じゃあ結局、
XMのハイレバと実際のロットは、
別に考えた方がいいってこと?」
「そう」
「1000倍というのは、
使える上限」
「そう」
「実際にどれだけ使うかは自分で決める」
「そう」
「……」
「どうした」
「急に1000倍が寂しく見えてきた」
「感情移入するな」
「せっかく1000まで用意して待ってるのに」
「待ってない」
「俺が3しか使わない」
「いいんだよ」
「残り997」
「数えるな」
「暇そう」
「レバレッジに勤務実態はない」
XMで大事なのは最大レバレッジよりロット
「じゃあさ」
「うん」
「レバレッジ1000倍の口座で、
小さいロット」
「うん」
「レバレッジ100倍の口座で、
めちゃくちゃ大きいロット」
「うん」
「100倍の方が危ないこともある?」
「ある」
「数字、小さいのに?」
「ある」
「納得いかない」
「レバレッジの数字だけ見てるからだよ」
「1000の方が強そうじゃん」
「格闘ゲームじゃない」
「1000対100だぞ」
「戦わせるな」
「1000の圧勝だろ」
「何の大会だよ」
「レバレッジ世界選手権」
「開催すんな」
「決勝、1000倍対2000倍」
「もうXMから離れてるぞ」
「実況『1000倍、かなり厳しい戦いです』」
「1000倍を弱者にするな」
XMのレバレッジ1000倍でも損失額はロットで変わる
「でも、
なんとなく分かってきた」
「本当に?」
「最大レバレッジは、
どこまで大きいポジションを持てるか」
「そう」
「でも実際にどれくらい持つかは、
別の話」
「そう」
「だから、
1000倍に設定しただけで、
損失が自動的に1000倍になるわけじゃない」
「そう」
「ロットを大きくしすぎれば危ない」
「そう」
「小さくすれば、
値動きに対する損益も小さくなる」
「そう」
「……俺、
かなり分かってきてない?」
「珍しく」
「レバレッジ1000倍、
怖くなくなってきた」
「それはそれで危ないな」
「じゃあ最大ロットでいける?」
「全部忘れたのか」
「今の説明、
一回きれいに入ったんだけどな」
「一瞬だったな」
XMのレバレッジ1000倍を使い切る必要はない
「でも俺、
まだ引っかかってる」
「997倍?」
「なんで分かった」
「ずっとそれしか言ってない」
「使えるものを使わないって、
やっぱりもったいなくない?」
「だから必要な分だけ使えばいいんだよ」
「最大1000倍なのに」
「最大は最大」
「最大まで行ける」
「行ける」
「でも行かない」
「必要なければ」
「……」
「まだ納得してない顔だな」
「ちょっとスマホ貸して」
「なんで」
「画面の明るさ」
「何%?」
「知らないよ」
「100%にできる?」
「できる」
「してないじゃん」
「眩しいからな」
「音量は?」
「普通」
「最大にできる?」
「できる」
「してない」
「うるさいから」
「エアコン18度まで下げられる?」
「下げられるけど」
「夏ずっと18度?」
「寒いわ」
「車は?」
「何が」
「アクセル、
一番下まで踏める?」
「踏める」
「毎回?」
「踏むわけないだろ。
危ないし」
「……」
「……」
「どうした」
「俺、
今なんか言った?」
「言った」
「危ないから、
使える最大まで使わない」
「言ったな」
「……」
「……」
「1000倍も?」
「そういうこと」
「……」
「やっと分かったか」
「うん」
「よし」
「じゃあスマホ返して」
「待って」
「何」
「バッテリー100%まで充電できるのに、
今63%しかない」
「それは充電しろ」




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