FXの4時間足手法_エントリー・利確・損切りを実例で解説

FXの4時間足を使った手法は、
チャートに張り付き続けたくない人と相性がいいです。

5分足や15分足のように、
ずっと画面を見ている必要はありません。

私の場合、
朝と夜の1日2回くらいの確認でも十分でした。

この記事では、
私が実際に使っていた4時間足のスイングトレード手法を、
昔の実トレード記録と一緒に公開します。

使うものはシンプルです。

  • 4時間足
  • EMA4
  • EMA13
  • EMA50
  • スローストキャスティクス(13,5,5)

そして基本ルールは、


エントリー:EMA4とEMA50のクロス
利確:EMA4とEMA13のクロス
損切り:-50pips

です。

ただし、
何も考えずクロスしたら入れば勝てる、
という話ではありません。

日足の方向も確認します。

つまり、


メインは4時間足。
日足は方向を確認するフィルター。

このくらいに考えてください。

先に結論

この4時間足手法は、
GBP/USDを対象にしたスイングトレードです。

4時間足のEMA4・EMA13・EMA50を使い、
EMA4とEMA50のクロスをエントリー候補とします。

利確はEMA4とEMA13のクロス。
損切りは-50pips。

さらに日足のスローストキャスティクスを見て、
エントリー方向が大きな流れと合っているかを確認します。

FXの4時間足手法とは?

今回紹介するのは、
数日間ポジションを保有する
スイングトレード手法です。

対象通貨は、
GBP/USD(ポンド/米ドル)。

メインで見るチャートは4時間足です。

4時間足の良さは、
細かい値動きに振り回されにくいこと。

そして、
チャートへ張り付き続けなくてもいいことです。

私の場合、
朝と夜の2回くらい確認していました。

5分足を見ながら、

上がった。

下がった。

やっぱり上がった。

……

と、
一日中やる必要はありません。

4時間足なので、
一本のローソク足ができるまで4時間。

少しくらい離れていても、
相場は逃げません。

4時間足手法で使うインジケーター

MT4などのチャートソフトで、
以下を表示します。

  • EMA4
  • EMA13
  • EMA50
  • スローストキャスティクス(13,5,5)

EMAは、
Exponential Moving Average。

指数平滑移動平均線です。

今回のチャートでは、

赤がEMA4。

青がEMA13。

オレンジがEMA50。

この3本を使います。

さらに、
スローストキャスティクスを
13,5,5で設定します。

4時間足手法のエントリー条件

エントリーの基本は、


EMA4と
EMA50のクロス。

EMA4がEMA50を上抜けたら、
ロング候補。

逆に、
EMA4がEMA50を下抜けたら、
ショート候補です。

ただし、


クロスした。
はい、注文。

ではありません。

私は、
日足も確認します。

日足のストキャスで方向を確認する

4時間足がメインですが、
エントリー方向の確認として
日足のスローストキャスティクスも使います。

条件はシンプルです。

  • ロング:Slow%DよりSlow%Kが上
  • ショート:Slow%KよりSlow%Dが上

4時間足だけで飛びつくのではなく、
日足の方向と合わせる。

要するに、


4時間足でタイミングを取り、
日足で大きな流れを確認する。

ということです。

4時間足手法の利確ポイント

利確の目安は、


EMA4と
EMA13のクロス。

エントリー後、
すぐ含み益が出たから利確。

ではありません。

事前に決めた出口まで待つ。

これが重要です。

利益が出ると、
どうしても早く確定したくなります。

でも、
それを毎回やっていたら、
伸びる場面まで取れません。

入口を決めたら、
出口も先に決めておく。

トレード中に、
ルールを作り直さない。

4時間足手法の損切りは-50pips

今回の手法では、
ストップは
-50pips
です。

ただし、


「50pipsなら何ロットでもいい」

ではありません。

損切り幅が決まったら、
自分が許容できる損失額から
ロットを逆算します。

50pips負けた時に、
生活やメンタルが壊れるロットでやるなら、
手法以前の問題です。

損切り位置は、
チャート。

ロットは、
財布。

この二つをごちゃ混ぜにしないことです。

実際の4時間足スイングトレードを時系列で解説

ここからは、
実際のトレード記録です。

掲載チャートについて

チャート画像はMT4の
DEMO ACCOUNT
表示になっています。

ただし、
この4時間足トレード自体は
別口座のリアルトレード
です。

当時は、
実際の注文には外為どっとコムの口座を使い、
チャート分析にはMT4を使っていました。

そのため、
チャートと実際の取引口座は連動していません。

当時の取引環境や私自身については、
プロフィール
も参考にしてください。

なぜリアルを強調するのか。
理由は簡単です。


デモで勝てることと、
リアルマネーで同じように実行できることは別だからです。

自分のお金になると、
利益は早く確定したくなる。
損失は認めたくなくなる。

ここでトレードは変わります。

2009/01/06 08:15|エントリー

2009/01/06 08:15

FX4時間足手法 2009年1月6日

上記は4時間足チャートです。

少し見づらいですが、

オレンジがEMA50。

青がEMA13。

赤がEMA4。

EMA4は
ローソク足とかなり重なっています。

画像が古いので、
今見ると正直、
かなり見づらいです。

2009年ですから。

ただし、
後から説明用に作ったチャートではありません。


当時、実際に見ながらトレードしていたチャートです。
(※全てのチャート画像はクリックで拡大可能です)

この場面では、
EMA4と
EMA50
がクロス。

EMA4の方向へ注文します。

今回はロングです。

利確目標は、
EMA4と
EMA13
のクロス。

ストップは-50pips。

日足で方向を確認

さらに、
日足のスローストキャスティクスも確認します。

参考:日足チャート

FX4時間足手法 日足フィルター

(赤い直線はトレンドラインです)

ここで、
4時間足のエントリー方向と
日足の方向が合っているか確認します。

2009/01/07 07:54|一日後

2009/01/07 07:54

FX4時間足手法 2009年1月7日

一日後です。

かなり大きく伸びました。

ここで重要なのは、


利益が出た瞬間に逃げていないこと。

事前に決めた利確条件まで待ちます。

2009/01/09 23:45|利確を考え始める

2009/01/09 23:45

FX4時間足手法 2009年1月9日

EMA4と
EMA13
がクロスしそうです。

そろそろ利確を考える場面です。

ここで、

もっと伸びるかも。

もう少し取れるかも。

と欲を出し始めると、
最初に決めた出口が消えます。

分析は、
注文を出す前にやる。

トレード中に、
都合よくルールを作り直さない。

これは今でも変わりません。

2009/01/10(土)|手仕舞い判断

2009/01/10(土)

FX4時間足手法 2009年1月10日

微妙にクロスしています。

この状態なら、
月曜朝(次の市場オープン後)に
手仕舞いを検討します。

こうして見ると、
手法自体はかなりシンプルです。

でも、


シンプル=簡単に勝てる。

ではありません。

むしろ、
決めた条件まで待つ方が難しい。

4時間足だけ見ればいいのか?

今回の手法では、
メインは4時間足です。

ただし、
4時間足だけで完全に完結しているわけではありません。

日足のストキャスを、
方向確認として使っています。

なので、


4時間足=エントリーのタイミング
日足=大きな方向の確認

という役割分担です。

何でもかんでも、

月足。

週足。

日足。

4時間足。

1時間足。

15分足。

……

と増やせばいいわけではありません。

増やせば増やすほど、
違うことを言い始めます。

4時間足は上。

1時間足は下。

15分足は上。

……

で、
どうするの?

となります。

見る時間足は、
役割を決めておいた方がいいです。

4時間足手法で大事なのは、トレード前に出口まで決めること

この手法で、
今でも重要だと思っていることがあります。

それは、


分析はトレード前にやる。

ということです。

エントリーしてから、

「やっぱり上がりそう。」

「いや、下がるかも。」

「ストップをもう少し広げよう。」

……

とやり始めると、
ルールが消えます。

だから、

エントリー。

利確。

損切り。

ここまでを先に決める。


入口から出口を考えるのではなく、
出口まで含めて入口を決める。

4時間足だから勝てるのではありません。

時間が長い分、
考える時間がある。

そのメリットを、
自分で潰さないことです。

この4時間足手法は今でもそのまま使えるのか?

ここは、
はっきり言います。


そのまま使えば今でも勝てる、
とは言いません。

掲載しているトレードは2009年です。

かなり昔です。

だから、
現在使うなら
必ず自分で検証してください。

MT4などに、

  • EMA4
  • EMA13
  • EMA50
  • スローストキャスティクス(13,5,5)

を表示。

過去チャートで確認する。

その後、
デモでフォワードテストする。

これをやる。

昔の私が勝った。

だから今のあなたも勝つ。

そんな単純な話なら、
FXはもっと簡単です。

この4時間足手法の元ネタはForex Factory

ちなみに、
この手法は私の完全オリジナルではありません。

元ネタはこちらです。


Forex Factory

昔から、
海外のFXフォーラムには
かなり面白い手法や考え方が公開されています。

だから私は、
日本語の記事だけを見るのではなく、
海外の情報も参考にしていました。

ただし、


ネットに書いてある。

だからそのまま使える。

ではありません。

最後は、
自分でチャートを出して確認するしかありません。

4時間足スイングトレードのチャートを時系列でまとめる

最後に、
先ほどのトレード画像を
時系列で並べます。

昔のチャートで、
画質も今ほど鮮明ではありません。

なので、
一枚ずつ見るより
続けて見た方が値動きの流れを把握しやすいです。

2009/01/06 08:15

FX4時間足手法 時系列1

2009/01/07 07:54

FX4時間足手法 時系列2

2009/01/09 23:45

FX4時間足手法 時系列3

2009/01/10(土)

FX4時間足手法 時系列4

こうして順番に見ると、

EMA4とEMA50のクロスから入り、
トレンドに乗り、
EMA4とEMA13のクロスまで待つ。

手法そのものは、
かなり単純です。

難しいのは、


その単純なルールを、
途中でいじらないこと。

こっちです。

関連記事|XMを使った4時間足トレード手法

今回紹介したのは、
GBP/USDを使った4時間足のスイングトレード手法です。

もう一つ、
XMを使った4時間足トレード手法も公開しています。

こちらは動画付きです。

同じ4時間足でも、
使い方や見方は少し違います。

4時間足を使った別パターンも見ておきたい方は、
こちらも参考にしてください。

FXの4時間足手法に関するよくある質問

4時間足だけでトレードできますか?
今回紹介している手法では4時間足をメインに使いますが、エントリー方向の確認として日足のスローストキャスティクスも使用します。完全に4時間足だけで完結する手法ではありません。
4時間足手法ではどのインジケーターを使いますか?
EMA4、EMA13、EMA50と、スローストキャスティクス(13,5,5)を使用します。
エントリー条件は何ですか?
基本はEMA4とEMA50のクロスです。EMA4がEMA50を上抜ければロング候補、下抜ければショート候補とし、日足のストキャスで方向を確認します。
利確ポイントはどこですか?
今回の手法ではEMA4とEMA13のクロスを利確の目安にしています。
損切りはどこに置きますか?
今回紹介している当時の手法では-50pipsをストップとしていました。ただし、現在使う場合は通貨ペアや相場環境、許容損失額を含めて自分で検証してください。
今でもこの手法は使えますか?
掲載しているトレードは2009年のものなので、現在も同じ条件で有効とは断定できません。過去検証とデモでのフォワードテストを行ってから判断してください。

まとめ|4時間足手法はシンプル。でも、検証なしでは使わない

今回紹介した4時間足手法は、
かなりシンプルです。


EMA4とEMA50でエントリー。


EMA4とEMA13で利確。


ストップは-50pips。

そして、
日足のストキャスで方向を確認する。

やっていることは、
これだけです。

でも、


シンプルな手法と、
簡単に勝てる手法は別物です。

2009年に私が実際に使っていた。

それは事実です。

だからといって、
今の相場で、あなたが同じようにやれば勝てる。

そこまでは言えません。

まず自分でチャートを出す。

過去を見る。

デモで試す。

そのうえで、
使えると思えば使う。

使えないと思えば、
捨てる。


手法を信じる前に、
自分で確かめてください。

FXでは、
それくらい疑ってちょうどいいです。