
月10万円。
会社員なら、
かなり大きいです。
家賃になる。
食費になる。
飲み代にもなる。
これが給料とは別に毎月入ってきたら、
かなり助かります。
ちょっと贅沢できる。
貯金も増える。
会社で少しくらい嫌なことがあっても、
心の中で、
「まあ、俺には月10万あるし」
と言える。
強い。
では、
XMTrading(XM)で月10万円を稼ぐには、
いくらくらいの資金が必要なのでしょうか。
XMは最大1,000倍のレバレッジを使えます。
少ない証拠金でも、
大きなポジションを持つこと自体はできます。
だから、
「10万円くらいの資金でも、月10万円いけるんじゃない?」
と思うかもしれません。
理論上、
不可能とは言いません。
ただ、
資金10万円で月10万円なら、月利100%です。
給料10万円の人が、
毎月もう10万円を自力で増やす。
そう置き換えると、
だいぶ景色が変わります。
この記事では、
単に、
「XMで月10万円なら○万円必要です」
と一つの数字を出して終わりにはしません。
資金ごとに、
- 月10万円を稼ぐには月利何%必要なのか
- 1日あたりいくら稼ぐ必要があるのか
- 0.1・0.5・1ロットなら何pips必要なのか
- 逆に負けるといくら減るのか
- 必要証拠金と現実的な運用資金の違い
- 損失許容額からロットを決める方法
- 毎日5,000円をノルマにする危険性
- 月末に目標未達だと何が起こりやすいのか
- 生活費をFX口座へ入れてはいけない理由
- 利益を出金するか複利へ回すか
- 毎月ではなく年間損益でも考える理由
まで、
できるだけ現実的に計算していきます。
この記事の結論
- XMで月10万円を狙うための「正解の必要資金」は一つではない
- 資金10万円なら月利100%、30万円なら約33%、50万円なら20%、100万円なら10%が必要
- レバレッジ1,000倍だから月10万円が簡単になるわけではない
- 必要証拠金が少ないことと、安全に運用できる資金が少ないことは別
- 月10万円を20営業日で割ると1日5,000円だが、毎日のノルマにしない方がいい
- 利益目標からロットを決めるより、許容損失からロットを逆算する方が安全
- 家賃・食費・カード引き落としなど、近いうちに使う生活費は入れない
- 月10万円を生活費として最初から家計に組み込まない
- 毎月必ず10万円ではなく、年間トータルでも考える
XMで月10万円稼ぐには、いくら必要?
まず、
一番知りたいところから見ます。
月10万円を利益目標にした場合、
資金ごとに必要な月利を計算するとこうなります。
| 運用資金 | 月10万円を稼ぐために必要な月利 |
|---|---|
| 10万円 | 100% |
| 30万円 | 約33.3% |
| 50万円 | 20% |
| 100万円 | 10% |
| 200万円 | 5% |
かなり違います。
同じ「月10万円」でも、
資金10万円なら、
元手と同じ10万円を1ヶ月で増やす必要があります。
一方、
資金200万円なら月利5%です。
だから、
「月10万円稼げるか?」だけではなく、「何万円の資金で10万円を狙うのか?」
までセットで考える必要があります。
資金10万円で月10万円は可能?
理論上は可能です。
XMは高いレバレッジを使えるため、
10万円でも大きなポジションを持つことはできます。
ただ、
月10万円を利益目標にするなら、
月利100%。
です。
元手10万円。
月末20万円。
翌月も10万円利益。
さらに翌月も。
これを「毎月普通にできる前提」で、
生活設計を始めるのは危険です。
副収入10万円というより、
毎月、自分の元手と同じ額を新しく作る計画
になっています。
短期間なら、
相場と手法がうまく噛み合って達成することはあるでしょう。
でも、
一度できたことと、毎月できることは別です。
よく見る「10万円チャレンジ」を、そのまま真似していい?
ネットを見ていると、
よくあります。
「FX10万円チャレンジ」
10万円スタート。
20万円。
30万円。
50万円。
そして、
「10万円からここまで増やしました。」
おお。
夢があります。
給料日前に見ると、特にあります。
10万円を入れて、
うまくいけば数十万円。
これを見ると、
「100万円も用意しなくていいじゃん。」
と思いたくなります。
ただ、
ここで少し分けて考えたいです。
10万円を大きく増やすチャレンジと、10万円を毎月安定して稼ぐ運用は別物です。
10万円チャレンジでは、
短期間で資金を増やすために、
通常より大きなロットを使うことがあります。
当然、
うまくいけば増え方も速い。
でも、
逆へ行けば減り方も速いです。
10万円。
↓
18万円。
↓
32万円。
ここまで来ると、
見ている側も少し興奮します。
そして翌週。
8万円。
チャレンジなので、
こういうこともあります。
問題は、
この運用を見て、
「じゃあ自分も家賃10万円を入れてみよう。」
となることです。
急にチャレンジ参加者が、大家さんまで含めて3人になります。
これはやめた方がいいです。
成功した10万円チャレンジほど目に入りやすい
もう一つ、
ネット上のチャレンジを見る時に意識したいことがあります。
成功したものは、
目立ちます。
10万円が50万円。
100万円。
SNSでも動画でも、
かなり見たくなる数字です。
一方、
10万円。
↓
7万円。
↓
3万円。
↓
終了。
こちらは、
あまり華やかではありません。
サムネイルも少し作りにくいです。
そのため、
私たちが目にする「10万円チャレンジ」は、
成功例の印象が強くなりやすいです。
もちろん、
本当に10万円から大きく増やした人もいるでしょう。
それを否定する必要はありません。
ただし、
「成功した人がいる」と「自分も同じ確率で再現できる」は同じではありません。
10万円チャレンジは「期間」も確認する
さらに、
見るなら期間も重要です。
10万円を30万円にした。
すごい。
では、
- 何日で増やしたのか
- 何ロット使ったのか
- 途中でどこまで減ったのか
- 最大で何%の損失を許容していたのか
- その後も同じ運用を続けられたのか
まで見る。
一週間で3倍にした運用と、
数年間資金を残し続ける運用では、
そもそも目的が違います。
100メートル走のタイムを見て、通勤にも全力疾走を採用する必要はありません。
FXも同じです。
短期間で資金を増やすチャレンジには、
チャレンジなりの面白さがあります。
ただ、
月10万円を副収入として狙うなら、
「何倍になったか」より、「そのやり方を半年、1年続けても資金が残りそうか」
を見た方がいいと思います。
資金30万円なら月10万円は現実的?
資金30万円で月10万円なら、
必要月利は約33.3%です。
10万円よりは、
かなり楽になりました。
ただ、
月利33%です。
3ヶ月連続で同じように利益を出せれば、
元手に近い金額を利益として稼ぐことになります。
かなり積極的にリスクを取らないと、
毎月安定して狙うのは難しくなります。
特に、
- 月10万円を絶対に達成したい
- 負けた日は翌日に取り返したい
- 月末までに不足分を埋めたい
となると、
ロットが上がりやすくなります。
この辺から、
利益目標がトレードを引っ張り始めます。
資金50万円なら月10万円は?
資金50万円なら、
月10万円は月利20%です。
数字だけ見ると、
30万円よりはかなり落ち着いて見えます。
ただし、
月20%でも十分高い利益目標です。
年間で毎月10万円なら、
年間利益は120万円。
元手50万円に対して、
年間240%相当の利益目標です。
もちろん、
毎月利益を出金するか、
複利で回すかによって実際の計算は変わります。
それでも、
「月10万円」という金額だけを見るより、元手に対して何%なのかを見る方が現実が分かりやすい
と思います。
資金100万円なら月10万円は?
100万円なら、
月利10%です。
ここまで来ると、
かなり現実的に感じる方もいると思います。
ただ、
月10%を12ヶ月続ければ、
単純計算で年間120万円。
元手100万円に対して、
年間120%相当です。
なので、
「100万円あれば毎月10万円くらい普通」
とは考えない方がいいです。
月によって、
- +18万円
- +4万円
- -7万円
- +15万円
というように、
利益はバラつくのが普通です。
給料のように、
毎月25日に同じ額が振り込まれるものではありません。
資金200万円なら月10万円は?
200万円なら、
必要月利は5%です。
資金10万円の月利100%と比べれば、
かなり余裕があります。
ただし、
200万円をFX口座へ入れるということは、
200万円を扱うリスク管理が必要になる
ということでもあります。
資金が増えれば、
同じ1%の損失でも金額は増えます。
10万円の1%は1,000円。
200万円の1%は2万円。
チャート上では同じ1%でも、
財布に当たる音は違います。
大きな資金を使えば低い月利で10万円を狙えますが、
その分、
金額ベースの損益も大きくなります。
月10万円なら1日いくら稼げばいい?
FXの営業日を、
ざっくり月20日として考えます。
10万円 ÷ 20日。
1日5,000円。
こうすると、
急に簡単そうに見えます。
5,000円なら、
ちょっと良い飲み会1回くらい。
「それくらいなら取れそう。」
と思います。
ここからが少し危ないです。
月曜日。
+5,000円。
よし。
火曜日。
+5,000円。
順調。
水曜日。
ノートレード。
すると、
「今日は5,000円取らないと。」
が始まります。
トレードが、だんだん売上ノルマになります。
月10万円を「1日5,000円のノルマ」にしない
相場には、
トレードしやすい日と、
何もしない方がいい日があります。
それなのに、
「毎日5,000円」
と決めると、
チャンスがない日までポジションを探し始めます。
チャートを開く。
何もない。
閉じればいい。
でも、
今日の売上は0円。
もう一度開く。
それっぽい形を探す。
さっきまでなかったチャンスが、だんだん見えてきます。
これは危ないです。
本当に条件が揃ったのではなく、
5,000円が欲しいから、条件が揃っているように見えている
可能性があります。
ロットを上げないなら、取引回数を増やせばいい?
では、
ロットは上げない。
その代わり、
取引回数を増やせばいいのか。
これも、
月10万円を目標にすると起こりやすいです。
今月+3万円。
あと7万円。
ロットは変えたくない。
となると、
「もう少し回数を増やせば届くかもしれない。」
となります。
朝。
特にチャンスなし。
昼。
まだない。
夜。
今月あと7万円。
急にチャートが忙しく見えてきます。
さっきまで、
「今日は何もないな。」
と思っていたはずなのに、
気づけば、
- この押し目なら入れるかもしれない
- ここはレンジ抜けっぽい
- 少し早いけど先に入っておこう
- さっき負けたから、もう一回
と、
エントリー理由が増えてきます。
相場が変わったのではありません。
自分の都合が増えています。
取引回数を増やすこと自体が、
悪いわけではありません。
もともと複数の条件を持っていて、
条件が揃った結果として取引回数が増える月もあります。
問題なのは、
「あと7万円必要だから」という理由で、普段なら見送る場面まで取引すること。
です。
10回トレードすれば、
10万円に近づく。
とは限りません。
取引機会を増やせば、
利益になる可能性だけでなく、
損失になる可能性も増えます。
特に、
もともと入る根拠が弱い場所まで対象にすると、
回数を増やした分だけ、期待値まで薄くなることがあります。
月10万円を目標にしていても、
チャンスが3回しかなければ3回。
何もなければ0回。
それでいいと思います。
月10万円のために、相場へ10万円分の仕事を用意してもらうことはできません。
月末になるとロットを上げたくなる
そして、
月10万円目標でありがちなのが月末です。
25日。
今月+6万円。
あと4万円。
残り数営業日。
ここで、
「少しロットを上げれば届く。」
となる。
月末の営業マンみたいになってきます。
今月の数字を作るために、
いつもなら入らない相場へ入る。
いつもなら0.3ロットなのに、
0.8ロット。
1回負ける。
あと4万円だったのに、
あと7万円になる。
さらにロットを上げる。
そして、
月10万円を取りに行って、今月の利益6万円まで消す。
これは珍しい話ではありません。
月間目標を持つこと自体は悪くありません。
ただ、
目標金額によってトレードルールを変えない。
ここはかなり重要です。
先月負けたら「今月10万円」が急に重くなる
月10万円を目標にしていると、
もう一つ厄介なことがあります。
前月の負けです。
例えば、
資金100万円でスタート。
ところが最初の月に、
-10万円。
残った資金は90万円です。
翌月、
「今月こそ10万円稼ごう。」
と思います。
10万円勝てば、
90万円から100万円。
元に戻りました。
でも、
こう思うかもしれません。
「いや、今月分の10万円は?」
……。
先月の-10万円を取り返して、
さらに今月の+10万円。
必要なのは+20万円です。
先月のツケと今月のノルマが、同じ会議室に入ってきました。
資金90万円から20万円を増やすなら、
必要な利益率は約22.2%です。
もともとは、
100万円で月10万円。
月利10%を考えていたはずです。
一度負けたことで、
目標達成のハードルが一気に上がります。
損失が大きいほど、元に戻すのも大変になる
さらに、
損失率と回復に必要な利益率は同じではありません。
| 資金が減った割合 | 元に戻すために必要な利益率 |
|---|---|
| -10% | 約+11.1% |
| -20% | +25% |
| -30% | 約+42.9% |
| -50% | +100% |
-50%なら、
残った資金を2倍にして、
ようやく元通りです。
だから、
月10万円を目標にしていても、
前月の不足分まで翌月に必ず取り返そうとしない方がいいです。
先月-5万円だった。
だから今月は+15万円。
さらに遅れた。
だから来月は+20万円。
こうなると、
月10万円という目標が、
だんだん借金の返済表みたいになってきます。
相場は、
先月こちらが負けたことを考慮してくれません。
負けた月があっても、その翌月まで無理にノルマを背負わせない。
私はその方が、
長く続けやすいと思います。
0.1・0.5・1ロットなら月10万円に何pips必要?
次に、
月10万円をpipsへ変換してみます。
ここでは分かりやすく、
USD/JPYなど円絡みの通貨ペアを例にします。
XMのStandard口座では、
1ロット=10万通貨です。
USD/JPYの場合、
おおよそ、
| ロット | 1pipsの損益 | 10万円に必要なpips |
|---|---|---|
| 0.1ロット | 約100円 | 1,000pips |
| 0.5ロット | 約500円 | 200pips |
| 1ロット | 約1,000円 | 100pips |
※スプレッド、スワップ、取引コスト等は考慮しない単純計算です。
※上記はUSD/JPYなど円絡みの通貨ペアを例にした計算です。GOLD(XAU/USD)などは契約サイズや価格の動き方、損益計算が異なるため、「1ロット=1pips約1,000円」という計算をそのまま当てはめないでください。
かなり違います。
0.1ロットなら、
月1,000pips必要。
1ロットなら、
月100pips。
すると、
「じゃあ1ロットでやればいい。」
となりそうです。
そう簡単ではありません。
利益が10倍になるロットは、損失も10倍になります。
「1ロットなら月100pips」で終わらせない
ここで、
もう一つ注意があります。
1ロットなら、
月100pipsで約10万円。
こう書くと、
「月100pips取ればいいのか。」
となります。
でも、
実際のトレードは、
100pips。
ドン。
で終わるとは限りません。
例えば、
- +20pips
- -15pips
- +30pips
- -20pips
- +25pips
- +10pips
というように、
勝ちと負けを繰り返して積み上げていきます。
10pipsを10回取れば100pips。
計算上はそうです。
でも、
その10回だけ都合よく勝ちトレードを並べることはできません。
途中には、
損切りもあります。
スプレッドもあります。
トレードしない日もあります。
だから、
「月100pips必要」と分かることと、「月100pipsを安定して残せる」ことは別です。
必要pipsは、
月10万円という目標を数字へ分解するための目安。
達成が簡単かどうかを示す数字ではありません。
月10万円の前に「負けたらいくら?」を計算する
例えば、
20pips損切りした場合。
| ロット | 20pips負けた場合の損失 |
|---|---|
| 0.1ロット | 約2,000円 |
| 0.5ロット | 約10,000円 |
| 1ロット | 約20,000円 |
月10万円を早く稼ぐために、
1ロットへ上げた。
20pips取れば+2万円。
いいですね。
でも、
20pips逆へ行けば-2万円です。
5連敗すれば、
単純計算で-10万円。
目標だった月10万円が、反対側から来ました。
だから私は、
「10万円稼ぐには何ロット?」
より先に、
「1回負けたらいくらまでなら平気?」
を決めた方がいいと思っています。
利益目標ではなく損失許容額からロットを逆算する
例えば、
資金50万円。
1回の損失を2%までと決めるなら、
許容損失は1万円です。
損切り幅20pipsなら、
1pipsあたり500円まで。
USD/JPYなら、
約0.5ロットが一つの目安になります。
同じ条件で資金100万円なら、
2%は2万円。
20pipsの損切りなら、
約1ロットです。
つまり、
「月10万円欲しいから1ロット」
ではなく、
「この資金で、この損切り幅なら、許容できるのは何ロット?」
と逆算します。
この順番なら、
月末になったから突然ロットが倍になる、
ということも起こりにくくなります。
XMで資金に対して何ロットが適正なのかについては、
以下の記事でも詳しく整理しています。
XMは最大1,000倍だから少額でも月10万円を狙える?
ここは、
XMだからこそ気になる部分です。
XMでは最大1,000倍のレバレッジを利用できます。
そのため、
少ない証拠金でも大きなロットを持てます。
例えば、
USD/JPYが150円、
1ロット=10万通貨、
レバレッジ1,000倍として単純計算すると、
150円 × 10万通貨 ÷ 1,000
で、
必要証拠金は約1万5,000円です。
すると、
「1万5,000円あれば1ロットいける。」
となります。
はい。
ポジションを持つための証拠金としては、そういう計算になります。
でも、
1ロットで20pips負ければ約2万円。
30pipsなら約3万円。
50pipsなら約5万円。
必要証拠金1万5,000円だけ見て、
「1万5,000円あれば1ロット運用できる」
と考えると、
かなり危険です。
持てるロットと、持っていいロットは違います。
XMのハイレバレッジについては、
以下の記事で詳しく解説しています。
XMのハイレバは危険?1,000倍でもロットを抑えればリスクは変わる
※上記は説明のための単純計算です。実際の必要証拠金は通貨レート、銘柄、口座のレバレッジ設定、保有ポジション等によって変わります。必ず取引時点の条件を確認してください。
必要証拠金と「現実的な運用資金」は別
ここはかなり重要です。
XMの最大1,000倍レバレッジを見ると、
必要証拠金はかなり小さくなります。
でも、
必要証拠金は入場券です。
ポジションを持てるかどうかの話。
その後、
相場が逆へ動いた時に耐えられるかは別です。
映画館なら、
チケットを買えば最後まで座っていられます。
FXは違います。
入った後にも、
財布が試されます。
だから、
- 必要証拠金
- 損切り幅
- ロット
- 許容損失
- 連敗した場合の損失
まで含めて、
運用資金を考えます。
勝率が高ければ月10万円は簡単?
これも違います。
例えば、
勝率80%。
10回中8回勝つ。
かなり良さそうです。
でも、
- 8回の利益が各+5,000円=+4万円
- 2回の損失が各-3万円=-6万円
なら、
合計は-2万円です。
反対に、
勝率40%でも、
- 4回の利益が各+3万円=+12万円
- 6回の損失が各-1万円=-6万円
なら、
+6万円です。
なので、
月10万円を考えるなら、勝率だけでなく「平均していくら勝ち、いくら負けるか」まで必要です。
月10万円を狙うために生活費をXMへ入れない
ここは、
かなり大事です。
月10万円欲しい。
でも、
運用資金が少ない。
銀行口座を見る。
来週、
家賃10万円の引き落とし。
「一週間だけなら使える。」
「増やして戻せばいい。」
この発想が出たら、一度やめた方がいいです。
家賃10万円をXMへ入れる。
10万円増えれば、
家賃は実質タダ。
うまくいけば。
問題は、大家さんが「うまくいけば」で待ってくれないことです。
生活費は、
相場の結果を待てません。
家賃。
食費。
電気代。
携帯料金。
カードの引き落とし。
来月使う予定のお金。
こうした資金は、
FXへ入れない方がいいです。
生活費を入れると、トレード判断まで変わる
生活費を入れてはいけない理由は、
単に「なくなると困るから」だけではありません。
判断が変わるからです。
余剰資金10万円が、
-2万円。
嫌です。
でも生活はできます。
家賃10万円を入れて、
-2万円。
同じ-2万円です。
でも、
頭の中は全然違います。
「戻さないと。」
「あと2万円取らないと。」
「来週引き落とし。」
チャートを見る理由が、
チャンスがあるから
ではなく、
お金が必要だから
になります。
この状態になると、
ロットを上げたり、
無理なエントリーをしたりしやすくなります。
だからFX資金は、
- なくなっても日常生活が止まらない
- 近いうちに使う予定がない
- 損失が出ても急いで取り返す必要がない
お金から出す方がいいです。
月10万円を最初から生活費に組み込まない
もう一つあります。
FXで何ヶ月か月10万円を稼げた。
そこで、
「毎月10万円入ってくるなら、家賃はFXで払おう。」
となる。
気持ちは分かります。
ただ、
その翌月に-5万円になることもあります。
FXの利益は、
給与とは違います。
会社員なら、
仕事へ行けば基本的に給与が出ます。
相場は、
「今月もお疲れさまでした。」
と10万円を振り込んではくれません。
だから、
安定していない段階では、
FXの月10万円を「使える前提のお金」にしない方がいい
と思っています。
利益10万円=自由に使える10万円、でもない
もう一つ、
家計へ入れるなら忘れたくないのが税金です。
この記事では、
「月10万円の取引利益を出す」
という前提で計算しています。
でも、
10万円利益が出たからといって、
10万円全部を、
家賃。
飲み代。
旅行。
全部使っていい。
とは限りません。
FXの利益には、
税金も関係します。
実際の税負担は、
所得状況などによって変わります。
そのため、
「毎月手元に10万円欲しい」という目標と、「FXで月10万円利益を出す」という目標は、厳密には同じではありません。
この記事では必要資金やロットの話に絞りますが、
生活費として考える場合は、
税金分まで全部使ってしまわないように注意してください。
月10万円ではなく年間120万円で考えてみる
毎月10万円。
これだけ見ると、
毎月達成しなければならない気がします。
でも、
年間で考えると120万円です。
例えば、
| 月 | 損益例 |
|---|---|
| 1月 | +15万円 |
| 2月 | +4万円 |
| 3月 | -6万円 |
| 4月 | +18万円 |
| 5月 | +3万円 |
ということもあります。
毎月10万円に届かなくても、
年間では目標に近づくことがあります。
逆に、
毎月10万円を絶対条件にすると、
マイナス月を許せなくなります。
負ける月があることまで含めて、年間で考える。
この方が、
FXには合っていると思います。
利益は出金する?複利で増やす?
月10万円利益が出た。
次に迷うのが、
出金するか、口座に残すか。
です。
10万円を出金すれば、
副収入として使えます。
一方、
口座へ残せば、
運用資金が増えます。
例えば100万円が110万円になれば、
同じリスク率でも少し大きなロットを扱えるようになります。
これが複利です。
ただし、
利益が出たからすぐロットを上げる必要はありません。
1ヶ月勝った。
翌月、
ロット2倍。
そして負ける。
前月の利益まで返す。
相場へ、
「先月ありがとうございました。」
と返金しているような状態です。
ロットを上げるなら、
資金が増えたことだけでなく、
- 運用実績が十分あるか
- 最大連敗を経験しているか
- ロットを上げても同じルールを守れるか
- 損失額が増えても精神的に耐えられるか
まで考えたいところです。
XMで月10万円を稼ぐなら、資金はいくらが現実的?
ここまで読んで、
「結局いくらなの?」
と思うかもしれません。
一つの金額を断定することはできません。
手法、
勝率、
損益比、
損切り幅、
取引回数、
許容できるリスクによって変わるからです。
ただ、
月10万円という利益を、
資金に対する負荷で見るなら、
| 資金 | 必要月利 | 私ならどう見るか |
|---|---|---|
| 10万円 | 100% | 毎月継続前提ではかなり厳しい |
| 30万円 | 約33% | かなり積極的なリスクが必要 |
| 50万円 | 20% | 高い月間目標 |
| 100万円 | 10% | 狙える月はあっても毎月固定とは考えない |
| 200万円 | 5% | 月10万円への負荷は相対的に低くなる |
という見方になります。
ただし、
200万円なら安全。
という意味ではありません。
200万円で10ロット張れば、
普通に危険です。
結局、
資金額だけではなく、その資金で何ロット持つか。
ここに戻ってきます。
XMの1,000倍レバレッジは「月10万円を簡単にする機能」ではない
XMの高いレバレッジは便利です。
少ない証拠金で、
必要なポジションを持てます。
でも、
月10万円という利益を自動的に近づけてくれる機能ではありません。
レバレッジ1,000倍でも、
0.1ロットなら0.1ロット分の損益です。
逆に、
レバレッジが高いからといって、
必要以上にロットを上げれば損失も大きくなります。
私は、
レバレッジは「どこまで持てるか」。
ロットは「実際にどれだけリスクを取るか」。
と分けて考えています。
XMで月10万円を目指すなら、最初に決めたいこと
私なら、
利益目標より先に、
次を決めます。
- FXへ回せる余剰資金はいくらか
家賃やカード引き落としなど、近いうちに使うお金は除く。 - 1回いくらまでなら負けられるか
資金の1~3%など、自分がルールを守れる範囲を決める。 - 損切り幅を決める
チャート上の根拠から損切り位置を決める。 - そこからロットを逆算する
月10万円から逆算してロットを決めない。 - 取引条件がない日はやらない
「今日の5,000円」を取りにいかない。 - 月末でもロットを変えない
目標未達を理由にリスクを増やさない。 - 月間だけでなく年間でも見る
マイナス月がある前提で全体を評価する。
XMで月10万円稼ぐことに関するよくある質問
XMで10万円の資金から月10万円稼げますか?
理論上は可能ですが、
月利100%が必要です。
短期間に達成することはあっても、
毎月安定して100%を前提にするのはかなり高リスクです。
XMで月10万円なら100万円あれば十分ですか?
100万円で月10万円なら月利10%です。
ただし、
100万円あれば自動的に月10万円稼げるわけではありません。
ロット、損切り幅、取引回数、勝率、損益比によって結果は大きく変わります。
XMならレバレッジ1,000倍なので少額でも稼ぎやすいですか?
少ない証拠金で大きなポジションを持てる点はメリットです。
しかし、
大きなロットを持てば損失も大きくなります。
高レバレッジ=簡単に利益が出る、
という意味ではありません。
月10万円なら何ロット必要ですか?
固定の答えはありません。
USD/JPYなら単純計算で、
0.1ロットなら月1,000pips、
0.5ロットなら200pips、
1ロットなら100pipsで約10万円です。
ただし、
利益目標からロットを決めるより、
損切り幅と許容損失からロットを逆算する方が安全です。
毎日5,000円稼げば月10万円になりますか?
月20営業日なら計算上は10万円です。
ただし、
毎日5,000円をノルマにすると、
取引条件がない日までエントリーしやすくなります。
取れる日に取る。
何もなければやらない。
という方が現実的です。
生活費をXMへ入れても短期間なら大丈夫ですか?
おすすめしません。
家賃、食費、光熱費、カード引き落としなど、
近いうちに必要になる資金はFXへ回さない方がいいです。
損失が出ると、
「期限までに取り返さなければならない」というプレッシャーが加わり、
トレード判断にも影響します。
月10万円稼げるようになったら仕事を辞めてもいいですか?
数ヶ月の利益だけで判断するのは慎重になった方がいいと思います。
FXにはマイナスになる月もあります。
生活費として使うなら、
長期間の運用結果、最大ドローダウン、年間損益、
生活防衛資金なども含めて考える必要があります。
まとめ|XMで月10万円を目指すなら「10万円」から考えない
月10万円。
給料とは別に入ってきたら、
かなり大きいです。
家賃になる。
食費になる。
飲みにも行ける。
貯金もできる。
だから、
目標として持つこと自体は悪くありません。
ただ、
「月10万円欲しい」からロットを決めないこと。
ここはかなり重要です。
先に見るのは、
- 自分の運用資金はいくらか
- 1回いくらまで負けられるか
- どこで損切りするのか
- その場合何ロットまで持てるのか
です。
その結果として、
月10万円になった。
月5万円だった。
今月はマイナスだった。
それでいいと思います。
相場に合わせるのではなく、
月10万円という数字に相場を合わせようとすると、
最後は、
「あと3万円。」
「残り2日。」
「ロット上げるか。」
になりやすい。
FX口座を、月末の営業会議にしない。
月10万円を目指すなら、
私はここを一番大事にしたいです。
XMの1ロットあたりの損益や、
0.1ロット・0.01ロットとの違いを確認したい方は、
以下の記事も参考にしてください。
1ロット。 「1」です。 数字だけ見ると、 たいしたことなさそうです。 0.01でもない。 0.1でもない。 ただの「1」。 ところがFXでは、 この「1」がなかなかデカい。 XMTrading(XM)のスタンダード口座 …
※本記事の損益・必要証拠金・pips計算は説明のための単純計算を含みます。実際の損益や必要証拠金は、通貨ペア、為替レート、口座タイプ、レバレッジ設定、スプレッド、スワップ、取引条件などによって変わります。また、FXには元本を失うリスクがあります。生活費や近いうちに使う予定の資金ではなく、余裕資金の範囲で判断してください。






