みんなのシストレは儲からない?勝てない理由と評判・ストラテジー選びを検証

みんなのシストレを始めた。

ランキングも見た。
成績の良さそうなストラテジーも選んだ。

あとは自動で増える。

……はずだった。

増えない。

むしろ減っている。

「みんなのシストレって、儲からないんじゃないの?」

そう思って検索している方もいると思います。

名前は「みんなのシストレ」なのに、
自分だけ置いていかれている感じがすると、なかなか切ない。

ただ、ここでいきなり、

「みんなのシストレは儲からないサービスだ」

と結論を出すのも違います。

一方で、

「長く続けていれば、そのうち勝てます」

と安心させるのも、私は違うと思っています。

FXですから。

戻る保証なんてありません。

みんなのシストレで重要なのは、
「ランキング上位を選んだか」だけではなく、
何を見て、そのストラテジーを選んだのかです。

本記事では、

  • みんなのシストレは本当に儲からないのか
  • 勝てない・損する原因
  • ストラテジーランキングの見方
  • 収益率・PF・推奨証拠金の考え方
  • 短期間でストラテジーを乗り換える危険性
  • 逆に、不調なストラテジーを放置する危険性
  • みんなのシストレの仕組み
  • 手数料・スプレッド・投資助言報酬
  • メリット・デメリット
  • 向いている人・向いていない人
  • みんなのシストレ以外の自動運用という選択肢

まで、かなり踏み込んで整理します。

この記事の結論

  • みんなのシストレ自体を「儲からないサービス」と断定することはできない
  • ただし、ランキング上位を選べば勝てるわけでもない
  • 過去の好成績と今後の成績は別
  • 収益率だけでなく、運用期間・取引回数・PF・推奨証拠金・負け方まで確認したい
  • 短期損失だけでストラテジーを次々乗り換えるのも危険
  • 逆に「いつか戻る」と不調なストラテジーを放置するのも危険
  • 複数ストラテジーを選んでも、必ずしも分散になるとは限らない
  • 自動売買でも、完全放置で利益が保証されるわけではない
  • サービスを変える前に「自分が何を基準に選んでいたか」を確認した方が良い

みんなのシストレは儲からない?まず結論から

結論から言うと、
みんなのシストレだから儲からない、とは言えません。

実際、みんなのシストレには多くのストラテジーがあり、
成績もそれぞれ違います。

利益を出している期間もあれば、
損失が続く期間もあります。

つまり、

「みんなのシストレ」

という一つのサービスをまとめて、

勝てる。
勝てない。

と評価するのは、かなり乱暴です。

問題は、
その中から何を選んだか。

そして、

なぜ、それを選んだか。

ここです。

例えば、

  • ランキング1位だった
  • 収益率が高かった
  • 最近ずっと勝っていた
  • フォロワーが多かった
  • なんとなくグラフが右肩上がりだった

という理由だけで選んでいる場合、
その選び方には少し注意が必要です。

ランキング1位。

強そうです。

何しろ1位です。

小学校の徒競走なら、
かなり信用できます。

ただし、FXのランキングは少し面倒です。

昨日まで1位だったことと、明日から1位であることは別だからです。

みんなのシストレで儲からない・勝てない主な理由

ここからが本題です。

みんなのシストレを使っていて、

「思ったほど儲からない」
「むしろ損している」

という場合、いくつか考えられる原因があります。

1.過去に儲かったストラテジーを「これから儲かる」と思ってしまう

これは、かなり大きいと思います。

みんなのシストレでは、
ストラテジーごとの過去の運用成績を見ることができます。

当然ですが、
成績が良いストラテジーほど魅力的に見えます。

収益率が高い。
損益グラフも右肩上がり。

見ているうちに、

「これを選べば自分も同じように増える」

という気持ちになります。

ただし、表示されているのは、
これまでの成績です。

未来の成績ではありません。

収益率300%。

数字だけ見ると、
もう勝った気になります。

まだ自分の口座では、
1円も増えていないのですが。

過去の成績を見ること自体は重要です。

ただ、

過去に勝った=これからも勝つ

に変換しないこと。

ここはかなり重要だと思います。

2.ランキング上位を「おすすめ順」だと思ってしまう

みんなのシストレでは、
ストラテジーをランキングから探すことができます。

公式では表示期間を、

  • 1ヶ月
  • 3ヶ月
  • 6ヶ月
  • 1年

から切り替えることができます。

また、

  • プログラム
  • トレーダー(個人)
  • トレーダー(法人)

などに分けて確認できます。

ランキングそのものは便利です。

問題は、
どう使うかです。

例えば1ヶ月ランキングで上位になったストラテジーが、
長期間でも安定しているとは限りません。

逆もあります。

直近1ヶ月だけ不調でも、
1年間で見ると比較的安定している可能性があります。

つまり、

「何位か」より「なぜその順位なのか」を見る。

私はこっちの方が重要だと思います。

ランキングは未来予測ではありません。
過去の一定期間を切り取って並べたものです。
1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年を切り替えながら、成績の偏りがないか確認した方が良いです。

3.調子が良くなってから選んでいる

これは自動売買で起こりやすい罠です。

ストラテジーが勝つ。

さらに勝つ。

ランキングが上がる。

注目される。

そこで、

「これ良さそう」

と選ぶ。

ところが、
そこから不調期に入る。

本人からすると、

「選んだ途端に負け始めた」

となります。

嫌がらせか。

と思いたくなりますが、
相場はその人がセレクトしたことを知りません。

単純に、
好調になった後だから目についた可能性があります。

これはFXに限らず、
過去の成績が良いものへ人が集まる時に起こりやすい問題です。

だから私は、
直近成績だけでなく、

  • 長い期間でも利益が残っているか
  • 好調期と不調期の差
  • 最大でどの程度沈んでいるか
  • 取引回数が十分あるか
  • 特定期間だけ異常に利益が伸びていないか

まで見た方が良いと思っています。

4.収益率だけを見て、負け方を見ていない

自動売買を見る時、
どうしても収益率に目が行きます。

+50%。

+100%。

数字が大きいほど、
魅力的です。

ただ、
最終的に100%増えたことと、
途中が安全だったことは別です。

途中で大きな含み損やドローダウンを経験している可能性もあります。

例えば、

100万円 → 60万円 → 200万円

という運用と、

100万円 → 90万円 → 200万円

では、
最後の200万円だけ見れば同じです。

でも途中は全然違います。

40万円減った状態に自分が耐えられるか。

ここまで含めて考えないと、
実際に運用を始めた時に苦しくなります。

5.PFが高いだけで安心してしまう

みんなのシストレでは、
PF(プロフィットファクター)も確認できます。

PFは、
総利益が総損失の何倍あるかを見る指標です。

1を上回っていれば、
対象期間では総利益が総損失を上回っていたことになります。

便利な数字です。

ただし、
PFだけで全部は分かりません。

取引回数が少なければ、
数回の大きな利益でPFが高くなっていることもあります。

また、
過去のPFが高かったとしても、
将来同じ値が続く保証はありません。

見るなら、

  • PF
  • 収益率
  • 取引回数
  • 運用期間
  • 推奨証拠金
  • 損益グラフ

などをセットで見たいところです。

6.フォロワーや人気だけで選んでいる

人気がある。

フォロワーが多い。

安心材料にはなります。

少なくとも、
誰も見向きもしないものより気になるのは分かります。

ただし、

人気投票と運用成績は別です。

フォロワーが多いことは、
将来の利益を保証するものではありません。

それどころか、
好成績によって人気が集まっている場合、
先ほど説明した

「調子が良くなってから参加する」

問題と重なる可能性もあります。

7.短期間でストラテジーを入れ替えすぎる

運用を始める。

負ける。

止める。

今勝っている別のストラテジーへ移る。

また負ける。

また移る。

これを繰り返すと、

常に「最近勝ったもの」を後追いする

ことになりかねません。

ランキングを見ていると、
乗り換えたくなるんですよね。

こっちは負けている。

隣は勝っている。

非常に腹立たしい。

ただ、
隣へ移った瞬間に、
今度は元のストラテジーが勝ち始めることもあります。

FXあるあるです。

短期の損失だけで見切るのではなく、

  • 想定していた不調の範囲なのか
  • 過去の値動きと比べて異常なのか
  • 運用ロジックそのものに変化がありそうなのか
  • 自分の許容損失を超えたのか

などを考えてから判断した方が良いです。

8.逆に「いつか戻る」と放置しすぎる

短期間で切りすぎるのは問題。

じゃあ、
ずっと持てばいいのか。

それも違います。

ここが難しいところです。

「長期運用なんだから」

「今は一時的な不調だから」

と言いながら、
損失がどんどん膨らんでいるのに放置してしまうこともあります。

長期運用と塩漬けは、似ていますが別物です。

事前に、

  • どの程度の損失まで許容するか
  • どのくらいの期間不調なら見直すか
  • 成績の何が崩れたら停止するか

をある程度決めておいた方が良いと思います。

では、損失が続いたらいつ止める?

ここで一番困るのが、

「じゃあ、いつ止めればいいの?」

だと思います。

正直、

「10%負けたら必ず停止」

のような、
全員共通の正解はありません。

ストラテジーによって、
普段の値動きも、過去の不調幅も違うからです。

ただ、
私は少なくとも次のような状態になったら、
一度運用を見直します。

  • 事前に決めていた許容損失を超えた
  • 過去の不調期より明らかに深く沈んでいる
  • 損益グラフの形が以前と変わってきた
  • PFや勝率など複数の数字が継続的に悪化している
  • 以前とは違う負け方が増えている
  • 必要な証拠金が自分の資金に対して厳しくなってきた

特に大事なのは、
負けてから考え始めないことです。

含み損や確定損が増えてから、

「どこまでなら耐える?」

と考えると、
判断がかなりブレます。

10万円負けた。

ここで止めたら、
明日戻るかもしれない。

もう少し待つ。

さらに負ける。

今度は、

「ここまで来たら戻るまで待ちたい」

になる。

この流れ、
非常によくあります。

損失が増えるほど、
なぜか停止ラインも遠ざかる。

停止ラインまでナンピンしない方がいいです。

だから、
運用を始める前に、

  • いくらまでの損失なら許容するか
  • どの程度の不調が続いたら見直すか
  • 何が崩れたら停止するか

を決めておく方がいいと思います。

短期の損失だけで慌てて停止する必要はありません。
一方で「長期なら戻る」と無期限に放置するのも危険です。
事前に決めた損失許容額と、ストラテジーの過去の不調幅を基準に考えた方が良いです。

9.推奨証拠金をあまり見ていない

みんなのシストレでは、
ストラテジー検索時に推奨証拠金を確認できます。

公式では、
推奨証拠金は過去3ヶ月の実際の取引から算出された、
0.1Lotあたりの目安として表示されています。

ここはかなり重要です。

自動売買の場合、

動かせる資金

と、

余裕を持って運用できる資金

は別です。

ギリギリの証拠金で動かすと、
一時的な逆行でも証拠金が苦しくなります。

特に複数ストラテジーを同時に動かす場合は、
口座全体でどのくらいのポジションを持つ可能性があるのかまで見た方が良いです。

10.複数ストラテジーを選べば自動的に「分散」になると思う

1つでは不安。

では3つ選ぼう。

なんとなく、
分散されて安全そうです。

ただし、
3つとも似た通貨ペア・似た方向・似た相場環境で利益を出すタイプなら、
同時に苦しくなる可能性があります。

数を増やすことと、リスクを分散することは同じではありません。

例えば、

  • 対象通貨ペア
  • 売買方向
  • 取引頻度
  • 短期型か長期型か
  • トレンド型かレンジ型か

などが偏っていないかを見る必要があります。

11.自動売買=完全放置でいいと思っている

自動売買です。

だから、
自動で売買してくれます。

ここまでは合っています。

でも、

自動で「正しい判断」までしてくれる

とは限りません。

ストラテジーを選ぶのは自分です。

何Lot動かすかも自分。

いつ停止するかも自分。

つまり、

売買を自動化しても、運用責任まで自動化されるわけではありません。

ここを勘違いすると、
「放っておけば勝手に増えるもの」を期待してしまいます。

そもそも「儲からない」とは、どのくらい負けている状態なのか

ここも、一度整理した方が良いと思います。

3日負けた。

「このシストレ、ダメじゃない?」

3ヶ月負けた。

「長期で見れば戻りますよ」

どちらも、
ちょっと雑です。

自動売買の成績を見る時は、
単純に「今マイナスだからダメ」ではなく、

  • 運用開始からどれくらい経っているか
  • 何回取引したか
  • 過去の最大不調期と比べてどうか
  • 損益推移が以前と変わっていないか
  • 自分の許容損失内か

を見る必要があります。

一方で、

長期なら必ずプラスになる。

というものでもありません。

どれだけ過去成績が良くても、
将来の相場環境に合わなくなる可能性があります。

「短期だから気にしなくていい」「長期なら戻る」と決めつけるのではなく、
過去の不調幅、運用期間、取引回数、自分の損失許容額をセットで確認した方が良いです。

みんなのシストレとは?仕組みを簡単に整理

ここで、
そもそもの仕組みも整理しておきます。

みんなのシストレは、
トレイダーズ証券が提供しているシステムトレードサービスです。

自分でチャートを見ながら売買するのではなく、
用意されているストラテジーを選んで自動売買します。

ストラテジーには、大きく、

  • 実際の「みんなのFX」ユーザーの取引をもとにしたトレーダー型
  • 投資戦略を搭載した自動売買プログラム型

があります。

つまり、

「EAを買ってMT4へ自分で入れる」

タイプとは少し違います。

自分でプログラムを設定するというより、
用意されたストラテジーから選ぶ方式です。

みんなのシストレの基本情報

サービス みんなのシストレ
運営 トレイダーズ証券株式会社
取引形式 選択型システムトレード
ストラテジー トレーダー型・プログラム型
個人レバレッジ 原則25倍
通常の取引単位 1Lot=10,000通貨
最小取引単位 0.1Lot=1,000通貨から
取引手数料 無料
口座維持費 無料
投資助言報酬 片道0.2pips×取引数量相当(税込・スプレッドに含まれる)
初回入金額 指定なし
利用環境 PC・スマートフォンアプリ

なお、取引条件は変更される可能性があります。

利用を検討する場合は、
必ず公式サイトで最新条件を確認してください。

みんなのシストレのストラテジーは2種類ある

実際のトレーダーを参考にするタイプ

一つは、
「みんなのFX」で実際に取引しているユーザーの運用成績をもとにしたストラテジーです。

個人・法人のトレーダーがあります。

実際の人間の売買を利用するため、
裁量判断も含まれる可能性があります。

ただし、
実際のトレーダーが取引した価格と、
自分のシストレ口座で約定する価格は同じとは限りません。

公式も、
トレーダーをセレクトした場合、
取引価格やスプレッドの違いによって損益や収益率が異なる場合があると説明しています。

自動売買プログラムを使うタイプ

もう一つが、
売買ロジックを搭載したプログラムです。

人間の裁量トレーダーを選ぶタイプとは違い、
あらかじめ決められた投資戦略に従って動きます。

ただし、
プログラムだから安定するとは限りません。

特定の相場に強いロジックは、
相場環境が変わると成績が悪化することがあります。

人間か。

機械か。

この違いも重要ですが、
最終的には、

どんな相場で勝ち、どんな相場で負けるストラテジーなのか。

を見る方が重要だと思います。

ストラテジーランキングで見るべきポイント

みんなのシストレを使うなら、
ランキングは便利です。

ただし、
順位だけ見て終わるのはもったいないです。

私なら最低でも以下を確認します。

確認項目 見る理由
運用期間 短期間だけ好調ではないかを見る
収益率 対象期間の利益水準を確認する
合計損益 実際にどの程度利益・損失が出ているかを見る
取引回数 少ない取引だけで成績が作られていないかを見る
PF 総利益と総損失のバランスを見る
推奨証拠金 自分の資金で余裕を持って運用できるかを見る
損益グラフ 大きな落ち込みや急激な成績変化がないかを見る
セレクター・フォロワー 人気の参考にはなるが、成績とは分けて考える

1ヶ月だけでなく1年も見る

私なら、
まず期間を切り替えます。

1ヶ月で1位。

では、
3ヶ月は?

6ヶ月は?

1年は?

ここを見るだけでも、
かなり印象が変わることがあります。

直近だけ急激に伸びているなら、

「今強い」

ことは分かります。

でも、

「長く安定している」

とはまだ言えません。

取引回数が少なすぎないか

例えば、
10回取引して9回勝ったストラテジー。

勝率90%です。

非常に強そう。

ただ、
1000回取引して900回勝った場合とは、
数字の重みが違います。

勝率やPFを見る時は、
取引回数も一緒に見ることをおすすめします。

推奨証拠金と自分の資金を比べる

良いストラテジーを見つけても、
自分の資金量と合っていなければ運用は難しくなります。

余裕資金10万円なのに、
かなり大きな証拠金を想定したストラテジーを無理に動かす。

それでは、
一時的な不調で耐えられなくなる可能性があります。

良いストラテジーかどうかと、自分に合うかどうかは別です。

私ならこうやってストラテジーを絞る

ここまで見るポイントを挙げましたが、

「結局、どの順番で見ればいいの?」

となると思います。

私なら、
だいたい次の順番で絞ります。

  1. まず1ヶ月だけで決めない
    3ヶ月・6ヶ月・1年へ切り替えて、長い期間でも利益が残っているかを見る
  2. 取引回数が少なすぎないか確認する
    数回の取引だけで高勝率・高PFになっていないかを見る
  3. 損益グラフを見る
    右肩上がりかどうかだけでなく、途中でどれくらい沈んでいるかを見る
  4. 直近だけ急激に伸びていないか確認する
    最近急に好調になってランキング上位へ来たタイプなら、一度立ち止まる
  5. PFと推奨証拠金を見る
    利益と損失のバランス、自分の資金で無理なく運用できるかを確認する
  6. 最後に、自分がその負け方に耐えられるか考える
    数字として優秀でも、自分が途中の損失に耐えられないなら相性は良くない

個人的には、
最初から「一番儲かっているストラテジー」を探しにいかない方が良いと思っています。

それをやると、
どうしても直近好調なものばかり目に入ります。

むしろ、

「これは何で負けるのか」

から見る。

その負け方を見ても、
自分の資金で耐えられそうなら候補に残す。

私はこの順番の方が、
ランキングの数字に振り回されにくいと思います。

セレクターランキングはどう見る?

みんなのシストレには、
ストラテジーランキングとは別に、
セレクターランキングもあります。

セレクターとは、
みんなのシストレを実際に利用しているユーザーです。

公式では、
1Lotあたりの想定損益などをもとにランキング化しています。

また、
セレクターがどのストラテジーを選んでいるかも確認できます。

これは面白い機能です。

「成績の良い人は何を選んでいるのか」

を見る参考になります。

ただし、これも同じです。

上位セレクターの真似をすれば、その後も同じ結果になるとは限りません。

ランキングは参考。

答えではありません。

みんなのシストレの手数料は無料?実際にはスプレッドも確認したい

みんなのシストレは、
取引手数料・口座維持費は無料です。

ただし、

取引コストが完全にゼロという意味ではありません。

FXには買値と売値の差であるスプレッドがあります。

さらに、みんなのシストレでは、
投資助言報酬として、

片道0.2pips×取引数量相当

が徴収されます。

この投資助言報酬は、
みんなのシストレで提示されるスプレッドに含まれています。

つまり、

「取引手数料無料」

だけを見て、

「コスト0円」

と考えない方が良いです。

自動売買は取引回数が増えることもあるので、
小さな取引コストでも積み重なる可能性があります。

みんなのシストレはいくらから始められる?

公式のサービス概要では、
初回入金額そのものに金額指定はありません。

通常の取引単位は、

1Lot=10,000通貨

で、

0.1Lot=1,000通貨

から取引できます。

ただし、

取引できる最低金額=おすすめ資金

ではありません。

これはかなり重要です。

ギリギリ動かせる。

と、

余裕を持って運用できる。

は別です。

ストラテジーごとの推奨証拠金を確認し、
さらに不調期にも耐えられる余裕を持たせた方が良いと思います。

みんなのシストレのメリット

ここまで注意点をかなり書きましたが、
みんなのシストレにメリットがないわけではありません。

難しいEA設定が不要

EAを自分で使う場合、
MT4・MT5への導入、VPS、設定ファイルなど、
ある程度の準備が必要になる場合があります。

みんなのシストレは、
用意されたストラテジーを選んで運用する方式なので、
比較的始めやすいです。

実際のトレーダーとプログラムから選べる

人間のトレーダーだけではなく、
自動売買プログラムも選択肢にあります。

自分の好みに合わせて、
異なるタイプを比較できるのはメリットです。

過去成績を比較しやすい

収益率だけでなく、
PF、取引回数、推奨証拠金など、
ストラテジーを比較するための数字が用意されています。

もちろん、
数字がある=将来勝てる、
ではありません。

ただ、
判断材料が何もないよりは遥かに良いです。

少額単位から調整できる

原則0.1Lot=1,000通貨単位から取引できるため、
取引数量を調整できます。

最初から大きく運用するより、
小さく挙動を見るという使い方もしやすいです。

スマホでも管理できる

専用アプリから、

  • ストラテジー選択
  • 入れ替え
  • 取引停止
  • ポジション確認
  • 取引履歴確認

などができます。

PCの前にずっと張り付かなくても管理できる点は、
自動売買との相性が良いと思います。

みんなのシストレのデメリット・注意点

選ぶだけだからこそ、選び方が難しい

操作は簡単です。

でも、

簡単に選べることと、簡単に勝てることは別です。

むしろランキングが分かりやすいほど、
上位をそのまま選びたくなります。

そこが難しいところです。

過去の成績にどうしても引っ張られる

未来の成績は見えません。

なので、
どうしても過去を見て選ぶことになります。

それ自体は仕方ありません。

ただ、
過去の成績を未来の保証に変換しないことが大切です。

トレーダー本人と同じ結果になるとは限らない

実際のトレーダー型ストラテジーを選んでも、
本人と自分の約定価格やスプレッドが異なる可能性があります。

そのため、
表示されているトレーダーの成績と、
自分の実際の運用結果が完全に一致するわけではありません。

完全放置には向かない

自動で売買してくれるとはいえ、

  • 成績悪化
  • 証拠金
  • ストラテジーの入れ替え
  • 取引数量
  • 損失許容額

などは定期的に確認した方が良いです。

国内FXなのでレバレッジは原則25倍

個人口座では、
国内FXのルール上、レバレッジは原則25倍です。

少ない証拠金で多数のポジションを運用したい場合、
証拠金効率が気になる人もいると思います。

ただし、
レバレッジが高ければ安全になるわけではありません。

最終的な損失額を左右するのは、
取引数量と値動きです。

みんなのシストレで失敗しにくくするために私なら見ること

私なら、
ストラテジーを選ぶ時に、
少なくとも次を見ます。

  • 1ヶ月だけでなく3ヶ月・6ヶ月・1年を見る
  • 収益率だけで選ばない
  • 取引回数を見る
  • PFを見る
  • 推奨証拠金を見る
  • 損益グラフの落ち込みを見る
  • 直近だけ急激に伸びていないかを見る
  • 自分の資金量に対して取引数量が大きすぎないか確認する
  • 複数選ぶ場合は似たストラテジーに偏っていないかを見る
  • 停止条件を事前に決める

要するに、

「一番儲かっているものを探す」より、「自分が耐えられるものを探す」。

私はその方が長く運用しやすいと思っています。

ランキング1位を選べばいいわけではない

ここまで何度も書いていますが、
重要なので、もう一度。

はい。

少しくどいです。

でも、
ここがかなり重要です。

ランキング1位は、
その集計条件では過去成績が上位だったという情報です。

「今から買えば最も勝ちやすい」

という意味ではありません。

むしろ、

なぜ1位なのか。

を見ます。

一時的に大きな利益が出たのか。

長期間安定しているのか。

取引回数は十分なのか。

かなり大きなリスクを取っているのか。

そこまで見て、
ようやくランキングが判断材料になります。

みんなのシストレの評判・口コミはどう見るべき?

みんなのシストレについて調べると、

  • 簡単に始められる
  • 初心者でも使いやすい
  • 自動で取引できる

といった肯定的な評価がある一方、

  • 儲からない
  • 思ったより利益が出ない
  • どのストラテジーを選べばいいか分からない
  • 負け始めると止め時が難しい

といった不満が出ることもあります。

実際の口コミでは「使いやすい」「自動で任せられる」という声がある

実際の利用者口コミを見ると、
操作の分かりやすさや、自動で取引してくれる手軽さを評価する声があります。

口コミサイト「CocoMoola」では、
「仕事中に相場へ張り付かなくてもよい」「スマホから状況を確認しやすい」
といった趣旨の口コミが掲載されています。

また、
「トレーダーを選ぶだけなので始めやすい」
「1,000通貨から使えるので試しやすい」
といった評価も確認できます。

つまり、
みんなのシストレの強みは、

自動売買を始めるまでのハードルが比較的低いこと。

これは確かにメリットだと思います。

ただし。

使いやすいことと、
儲かることは別です。

ここ、
混ぜると危ないです。

操作画面が分かりやすくても、相場まで分かりやすくなるわけではありません。

参考:みんなのシストレの口コミ・評判|CocoMoola

一方で「思ったほど利益が出ない」「選び方が難しい」という問題もある

口コミを見る時に興味深いのは、
サービスそのものへの不満より、
運用の難しさが見えてくることです。

例えばCocoMoolaでは、
始めたばかりで「まだ大きな利益は出ていない」という利用者の声や、
ストラテジーをもう少し絞り込みやすくしてほしいという意見が確認できます。

また、別の利用者アンケートでは、
みんなのシストレを「おすすめする」と回答した割合は44.4%、
「どちらともいえない」が38.1%、
「おすすめしない」が17.5%という結果も公開されています。

さらに同調査では、
継続利用している人は81.0%だった一方、
メイン口座として使っている人は31.4%でした。

この数字だけで、
「みんなのシストレは儲からない」とは言えません。

ただ、

全員が手放しで満足しているサービスでもない。

ということは見えてきます。

そして私は、
この「どちらともいえない」が結構リアルだと思っています。

FXの自動売買です。

全員が、

「最高です。ずっと儲かっています。」

だったら、
その方が少し怖い。

参考:みんなのシストレ利用者アンケート|ABCashマネポス

ここで注意したいのは、
口コミだけでは運用条件が分からないことです。

同じストラテジーでも、

  • 始めた時期
  • 取引数量
  • 運用期間
  • 資金量
  • 停止したタイミング

によって結果が変わります。

「儲かった」

だけでも足りない。

「儲からなかった」

だけでも足りない。

どういう条件で、その結果になったのか。

口コミを見る時も、ここまで分かるものを重視した方が良いです。

みんなのシストレは初心者向け?

操作面だけで言えば、
初心者でも使いやすいサービスだと思います。

自分で売買ロジックを作る必要はありません。

EAをMT4へインストールする必要もありません。

ランキングや検索機能からストラテジーを選べます。

ただし、

操作が簡単=運用判断も簡単

ではありません。

むしろFX初心者の場合、
収益率が高いものに目が行きやすいと思います。

そのため、

  • 最初は取引数量を抑える
  • 一つの数字だけで選ばない
  • 損失がどこまでなら耐えられるか決める
  • いきなり複数ストラテジーを大量に動かさない

という使い方の方が現実的です。

みんなのシストレは完全放置で使える?

私は、
完全放置前提では考えない方が良いと思います。

売買そのものは自動です。

しかし、

  • ストラテジーが不調になった
  • 相場環境が変わった
  • 取引数量が自分には大きかった
  • 複数ストラテジーの損失が重なった

といったことは起こり得ます。

放置で増え続ける。

それが本当にできるなら、
たぶん世の中もう少し静かです。

自動売買でも、
定期的な成績確認は必要だと思います。

みんなのシストレをやめれば勝てるのか

ここまで読んで、

「やっぱり、みんなのシストレをやめて別の自動売買へ移ろう」

と思った方もいるかもしれません。

それも選択肢です。

ただし、
一つだけ考えてほしいことがあります。

サービスを変えれば、本当に問題は解決するでしょうか。

例えば、

みんなのシストレで、

  • ランキング1位だから選んだ
  • 勝率だけ見た
  • 直近利益だけ見た
  • 推奨証拠金を見なかった
  • 不調になるとすぐ次へ乗り換えた

という選び方をしていたとします。

そのまま別のサービスへ移って、

また、

  • ランキング1位
  • 勝率が高い
  • 最近儲かっている

だけで選べば、
同じことを繰り返す可能性があります。

つまり、

変えるべきなのは、サービスより先に「選び方」かもしれません。

私はここを一度確認した方が良いと思っています。

みんなのシストレ以外ならXMのコピートレードという選択肢もある

別の自動運用を検討するのであれば、
XMTrading(XM)のコピートレードも選択肢の一つです。

ただし、
先に言っておきます。

みんなのシストレで儲からなかった人が、XMへ移れば勝てる。

そんな話ではありません。

XMのコピートレードも、
ストラテジー選びを間違えれば普通に損失が出ます。

むしろ重要なのは、

別のサービスでも同じ数字を追いかけないこと。

です。

XMのコピートレードでは、
ストラテジーごとに、

  • 全期間の成績
  • 月次成績
  • 勝率
  • 最大ドローダウン
  • 取引履歴
  • 現在の未決済ポジション
  • 成功報酬
  • 運用方針

などを確認しながら選ぶことができます。

私は特に、
未決済ポジションまで見ることを重視しています。

確定利益がきれいでも、
裏側に大きな含み損が残っている可能性があるからです。

XMコピートレードの仕組み、危険性、ストラテジーの選び方については、
以下の記事でまとめています。

みんなのシストレとXMコピートレードの違い

どちらも、
自分ですべての売買判断を行う裁量FXとは違います。

ただし、
仕組みや環境には違いがあります。

比較 みんなのシストレ XMコピートレード
提供環境 国内FX 海外FX
基本方式 ストラテジー選択型自動売買 ストラテジープロバイダーの取引をコピー
個人レバレッジ 原則25倍 口座条件により異なる
選択時の主な判断材料 収益率・PF・取引回数・推奨証拠金など 収益・勝率・DD・取引履歴・未決済・成功報酬など
費用 スプレッド+投資助言報酬を含む スプレッド等+ストラテジーごとの成功報酬
利益保証 なし なし

どちらが必ず優れている、
という話ではありません。

見るべきなのは、

自分が何を確認して選べるのか。

そして、

どの程度の損失まで受け入れられるのか。

です。

みんなのシストレが向いている人

  • 自分でEAをインストールしたくない人
  • 裁量トレードに時間を使いたくない人
  • 国内FX環境で自動売買したい人
  • 複数のストラテジーを比較して選びたい人
  • 収益率だけでなく成績を複数の数字から確認できる人
  • 小さい取引数量から様子を見られる人
  • 定期的に運用成績を確認できる人
  • 損失が出てもすぐ感情的に乗り換えない人

みんなのシストレが向いていない人

  • ランキング上位を選べば勝てると思っている人
  • 自動売買なら絶対に負けないと思っている人
  • 短期間で大きく増やしたい人
  • 損失が出るたびにストラテジーを変えてしまう人
  • 含み損やドローダウンを全く見たくない人
  • 一度設定したら何年も完全放置したい人
  • 生活資金まで運用に入れようとしている人

みんなのシストレを始める前のチェックリスト

  • 1ヶ月だけでなく長期間の成績を確認したか
  • 収益率だけで選んでいないか
  • 取引回数を確認したか
  • PFを確認したか
  • 推奨証拠金を確認したか
  • 自分の資金に対して取引数量が大きすぎないか
  • 損益グラフの大きな落ち込みを確認したか
  • 直近だけ急激に成績が伸びていないか
  • フォロワー数だけで選んでいないか
  • 複数運用する場合、似たストラテジーに偏っていないか
  • どこまで損失が出たら見直すか決めたか
  • 完全放置で儲かると思っていないか

このあたりを確認するだけでも、
「ランキング上位だからとりあえず選ぶ」よりは、
かなり見方が変わると思います。

みんなのシストレ FAQ

みんなのシストレは本当に儲からないのですか?

みんなのシストレそのものを「儲からないサービス」と断定することはできません。

ストラテジーごとに成績は異なり、
利益が出る期間も損失になる期間もあります。

重要なのは、
ランキング順位や直近収益だけではなく、
運用期間、取引回数、PF、推奨証拠金、損益推移まで確認して選ぶことです。

ランキング1位のストラテジーを選べば勝てますか?

保証はありません。

ランキングは過去の一定期間における成績をもとにしたものです。

1ヶ月ランキングで上位でも、
3ヶ月・6ヶ月・1年で見ると印象が変わる場合があります。

順位だけでなく、
なぜその順位になっているのかまで確認した方が良いです。

みんなのシストレは初心者でも使えますか?

操作自体は比較的分かりやすく、
EAを自分でインストールする必要もありません。

ただし、
ストラテジー選びと資金管理は必要です。

初心者の場合は、
最初から大きな取引数量で運用するより、
小さく挙動を確認する方が現実的だと思います。

みんなのシストレはいくらからできますか?

公式では初回入金額に指定はありません。

通常は1Lot=10,000通貨で、
0.1Lot=1,000通貨単位から取引できます。

ただし、
最低取引単位で動かせることと、
余裕を持って運用できることは別です。

ストラテジーごとの推奨証拠金を確認した方が良いです。

みんなのシストレの手数料は無料ですか?

取引手数料と口座維持費は無料です。

ただし、
スプレッドがあります。

また、
投資助言報酬として片道0.2pips×取引数量相当(税込)が徴収され、
この費用はスプレッドに含まれています。

ストラテジーは何個選べばいいですか?

多ければ多いほど安全とは言えません。

複数のストラテジーが似た通貨ペアや相場環境で取引している場合、
同時に損失が出る可能性があります。

数だけでなく、
内容が偏っていないかを見ることが重要です。

負け始めたらすぐストラテジーを変えるべきですか?

短期間の損失だけで即座に変更するのも、
私は慎重に考えた方が良いと思います。

一方で、
「長期なら戻る」と無期限に放置するのも危険です。

過去の不調幅や取引回数、
自分の損失許容額を確認しながら判断した方が良いです。

みんなのシストレは完全放置できますか?

売買自体は自動化できますが、
完全放置前提では考えない方が良いと思います。

成績、証拠金、取引数量、
ストラテジーの状態などは定期的に確認した方が良いです。

みんなのシストレで儲からなかったらXMコピートレードへ変えるべきですか?

単純に乗り換えれば勝てるというものではありません。

まず、
みんなのシストレで何を基準にストラテジーを選んでいたのか確認した方が良いです。

ランキングや直近の勝率だけで選んでいたのであれば、
XMコピートレードへ移って同じ選び方をしても、
同じ問題が起こる可能性があります。

そのうえで別の自動運用を検討したい場合は、
XMコピートレードも選択肢の一つです。

まとめ|みんなのシストレが儲からない時、まず疑いたいのは「選び方」

みんなのシストレが儲からない。

そう感じた時、
サービスそのものを疑うのは自然です。

実際、
どのストラテジーを選んでも勝てるサービスではありません。

相場環境によって成績は変わりますし、
過去に勝っていたストラテジーが今後も勝つ保証もありません。

ただ、
サービスを変える前に、
一つだけ確認してほしいことがあります。

何を見て、そのストラテジーを選びましたか。

ランキング。

直近の収益率。

人気。

勝率。

もし、
それだけだったのであれば、
別の自動売買サービスへ移っても同じことが起きるかもしれません。

私は、自動売買を見る時は、

  • どれくらい儲かったか
  • どれくらい長く運用されているか
  • どんな負け方をしているか
  • どのくらいの資金が必要か
  • 不調になった時にどこまで耐えるのか

まで確認した方が良いと思っています。

勝っているストラテジーを探す。

それも大切です。

でも、

自分が耐えられるストラテジーを探す。

私は、こちらも同じくらい重要だと思います。

もし、みんなのシストレ以外の自動運用も比較したい場合は、
XMのコピートレードという選択肢もあります。

ただし、
XMでも「勝率が高いから」「ランキング上位だから」だけで選ばないこと。

サービスが変わっても、
相場はそこまで親切にはなりません。

XMコピートレードの仕組み、リスク、ストラテジーの選び方については、
以下で詳しく整理しています。