NOBU塾の評判は?当たらない口コミとNOBU塾3.0の実態を検証

NOBU塾は当たらない。

……そんな評判が、検索窓に堂々と並んでいます。

予想が外れる。

それなのに、月額23,100円。

……。

なかなか刺激的な組み合わせですね。

投資系YouTubeで知られるNOBU塾。

相場解説は無料でも見られますが、より実践的な情報を提供する「NOBU塾3.0」という有料サービスも存在します。

その料金、決済手数料込みで月額23,100円。

12か月利用すれば277,200円です。

私も長年FXをやっていますが、年間27万円以上の固定費を払ってまで、他人の相場観を知りたいかと聞かれれば、正直かなり迷います。

もちろん、料金が高いから悪いわけではありません。

それ以上の価値を得られるなら、安い買い物かもしれませんからね。

ただし。

毎月23,100円払って、結局いくら残るのか?

私が気になるのは、そこです。

しかも、NOBU塾について調べると、「当たらない」「怪しい」といった評判も出てきます。

一方で、無料の相場解説を評価する人もいます。

なるほど。

では、本当のところはどうなのか。

ここで一つ、先に言っておきます。

相場予想が外れたこと自体を、私は責めるつもりはありません。

明日の相場が分かる人間なんていませんから。

問題は、その先。

無料の予想を外すことと、有料で売買情報を提供すること。

この2つを同じ物差しで評価してよいのでしょうか。

さらに、NOBU塾には「日利1%FX」という手法もあります。

日利1%。

毎日1%ずつ資金を増やせるなら、誰も苦労しません。

いや、正確には、目標とすることと、毎日達成できることは別です。

数字が景気よく踊っているときほど、こちらは冷静になりたい。

今回は、NOBU塾の評判、当たらないという口コミ、NOBU塾3.0の料金と提供内容、過去の損失経験、日利1%FXの考え方まで検証します。

NOBU氏を叩くための記事ではありません。

かといって、登録者数や元証券マンという肩書きにひれ伏すつもりもありません。

相場の世界では、人気者が勝つわけでも、話のうまい人が勝つわけでもない。

そして2026年10月、NOBU塾は無料配信のあり方まで大きく変えました。

「当たらない」という評判だけではありません。2026年10月には個別株を巡る炎上騒動も発生。いま何が視聴でき、何にお金を払うのか。ここも避けて通れません。

最後に残るのは、損益です。

先に結論

  • 「当たらない」「相場観が変わる」という具体的な不満が複数あります。私は、予想をそのまま売買に使うほどの信頼性が示されているとは考えません。ただし、実際の全予測の的中率を断定するものではありません。
  • 2026年10月にはサイバーセキュリティクラウド(4493)の発信を巡って炎上。本人は10月13日に「合法的行為であることが確定」と説明しましたが、判断主体・根拠資料は公表文から確認できません。
  • 10月19日には従来の無料配信終了と「BLACK BOX」構想を告知。炎上直後に公開の場から距離を置いたように見える判断には、私は疑問を感じます。
  • 無料YouTubeの相場解説と、NOBU塾3.0の有料売買情報は分けて評価する必要があります。
  • NOBU塾3.0は公式掲載料金で月額23,100円(税込・決済手数料込み)。買い場・売り場などの通知が案内されていますが、2026年10月25日のFINCS募集画面は777名/777名で満席です。
  • 運営には登録金融商品取引業者が関わっています。ただし、登録業者が関与していることと、売買情報で利益が得られることは別です。
  • 著書の「日利1%」は、長期間にわたり毎日1%の利益が保証されるという意味ではありません。
  • 無料の情報から学べることはありますが、有料サービスの費用を回収できるかは、実際の損益と取引条件で判断すべきです。

NOBU塾とは何者? 元野村證券の投資系YouTuber

まず、NOBU塾の運営者について確認しましょう。

NOBU氏は、株式や為替、金融市場全般を解説する投資系YouTuberです。

著書『日利1%FX 鉄壁の不動心トレード』の出版社によるプロフィールでは、2005年に野村證券へ入社し、その後ソニー生命や会計事務所を経験したと紹介されています。

現在は、相場解説やトレード関連の情報発信を行っています。

YouTubeでは、ドル円だけでなく、日本株、米国株、金利、経済ニュースなど幅広いテーマを扱っています。

元証券マン。

金融の知識がある。

難しい経済ニュースを分かりやすく説明する。

こうした点に魅力を感じる人がいるのは理解できます。

ただし。

証券会社に勤務していた経験と、個人トレーダーとして継続的に勝てる能力は別です。

金融商品の知識が豊富でも、実際の売買で負ける人はいます。

逆に、証券会社で働いた経験がなくても、継続して利益を残す人はいます。

肩書きは参考情報。

その人の売買が優れている証明書ではありません。

私なら、肩書きを眺める時間があれば、その人がどんな条件で売買し、どう損失を管理しているのかを知りたいですね。

参考:KADOKAWA公式サイト(『日利1%FX 鉄壁の不動心トレード』書籍情報)

NOBU塾は当たらない? 実際の評判・口コミを検証

さて。

今回の本題です。

「NOBU塾は当たらない」

検索している人が気になっているのは、まさにここでしょう。

口コミサイトでは、予想が外れたことへの不満や、発言が変わると感じた人の投稿が確認できます。

一方で、チャートの分析方法や短期売買の考え方を評価する投稿もあります。

つまり、評判は一色ではありません。

ここでやってはいけないのは、自分に都合のよい口コミだけを拾うこと。

否定的なコメントだけを並べれば、いくらでも怪しく見せられます。

反対に、絶賛コメントだけを並べれば、優秀な投資家にも見せられる。

どちらも、簡単な話です。

でも、それでは検証になりません。

参考:YouTuber世論調査・NOBU塾に関する投稿

「当たらない」という口コミは、的中率の証明ではない

例えば、ある人が「予想が当たらなかった」と投稿していたとします。

それは、その人の経験や受け止め方として参考になります。

しかし、そこから、

「NOBU塾の予想的中率は低い」

と断定できるでしょうか。

できません。

本当に検証するなら、最低でも次の情報が必要です。

  • いつ発信した予想なのか
  • どの銘柄・通貨ペアについての予想なのか
  • どの価格から、どの方向を予想したのか
  • いつまでに実現すると説明したのか
  • 予想が外れた場合の条件を示していたのか

例えば、

「ドル円は上がりそう」

とだけ言われても、検証のしようがありません。

今日なのか。

今週なのか。

来月なのか。

一度下がってから上がっても的中なのか。

そこが分からない予想を、後から当たり外れで評価するのは無理があります。

予想を検証するなら、予想した時点の条件を固定する必要があります。

後出しで解釈を変えたら、何でも当たったことになってしまいますからね。

では、NOBU塾の予想は当たるのか?

結論から言います。

私は、NOBU塾を「予想がよく当たる人」として積極的におすすめする気にはなれません。

なかなか手厳しい?

でも、予想が外れたという書き込みがあるだけで、こう言っているわけではありません。

口コミを読むと、単発の外れだけではなく、相場観が変わることや、その理由が分かりにくいことに不満を持つ人が見られます。

例えば、YouTuber世論調査では、2023年5月14日の匿名投稿者が「意見がコロコロ変わります」と訴え、同年5月1日の投稿者も相場観の急な変更を批評しています。

また、2024年6月26日には、約1年間ドル円のFXで参考にしたという投稿者が、短期・中期の予想に外れが多いと感じた旨を書いています。

もちろん、どれも投稿者自身の主張です。売買履歴や投稿者の検証ノートまで確認できたわけではありません。

だから、NOBU氏の予想が「実際に何%しか当たらない」とは書きません。

ですが、ここまで具体的な不満があるのに「相場は誰にも分からないから」で片付けるのも違うと思います。

さらに、相場観を変えること自体は悪くありません。

損切りと同じです。間違っていると気づいたら、さっさと撤回すればいい。

むしろ、自分の予想に惚れ込んで、含み損を抱えたまま意地を張る方がよほど危険です。

ただし、「何を根拠に見通しを変えたか」「当初の想定が崩れる条件は何か」が分からなければ、見ている側は振り回されます。

上がったら「予想どおり」。

下がったら「状況が変わった」。

それで毎回説明がついてしまうなら、後からいくらでも名解説者になれます。

※これは予想を評価するときの一般的な落とし穴を示したもので、NOBU氏が毎回こうした説明をしていると断定する趣旨ではありません。

私は金融市場の解説力と、売買に使える予測力を同じものとして扱いません。

テレビの天気予報だって、天気図の説明が上手いからといって、毎日の予報がよく当たるとは限らないでしょう。

まして相場は、こちらが金を張る世界です。

NOBU塾の相場解説は学習材料になっても、売買判断を丸投げできるほどの信頼性が示されているとは、私は考えません。

これは「全予想が外れている」という断定ではありません。私なら、予想を信じて注文するための根拠としては足りないという評価です。

そして、仮に予想がよく当たっていたとしても、まだ終わりではありません。

当てることと、利益を残すことは別。ここからがFXのもっと面倒なところです。

参考:YouTuber世論調査・NOBU塾の口コミ一覧(匿名投稿)

予想が当たっても負ける。それがFXの厄介なところ

例えば、10回トレードしたとしましょう。

7回勝って、3回負けた。

勝率70%。

立派な数字に見えます。

でも、1回の利益が1万円、1回の損失が3万円ならどうなるか。

勝ち7回でプラス7万円。

負け3回でマイナス9万円。

合計マイナス2万円です。

7割も勝っているのに、負けている。

これが現実です。

一方、勝率40%でも、損失を小さく抑え、利益を大きく伸ばすことができれば、トータルでプラスになる可能性があります。

だから私は、「当たる予想」を探し回ること自体に、あまり意味を感じません。

そもそも、予想が当たった瞬間に利益が確定するわけではありませんから。

エントリーが遅れれば、利益は減ります。

損切りが遅れれば、損失は膨らみます。

利確を焦れば、本来取れた値幅を逃します。

相場の方向を当てるゲームと、お金を残すゲームは違う。

「勝率は高いのに勝てない」という経験があるなら、問題は予想ではなく利益と損失の比率にあるかもしれません。私はこの点を、FXで勝てない理由の一つとして繰り返し取り上げています。

この違いは、何度でも強調したいですね。

だからこそ、私はNOBU塾の評価でも、予想の当たり外れだけではなく、損切りや利確を含めて実際に利益が残るのかを重視します。

NOBU塾3.0の評判は? 月額23,100円の売買情報を検証

では、無料のYouTubeから一歩進んで、有料サービスを見てみましょう。

NOBU塾3.0。

こちらは、登録金融商品取引業者であるグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が関わるサービスです。

公式資料では、次の料金が掲載されています。

項目 金額
月額料金 22,000円(税込)
決済手数料 1,100円(税込)
毎月の合計 23,100円
12か月利用した場合 277,200円

月額23,100円。

これは、投資の勉強代として安い金額でしょうか。

人によるでしょうね。

ただ、私ならこう考えます。

年間277,200円は、トレードで得られる利益より先に発生する確定コストです。

口座が小さいほど、この固定費は重くのしかかります。さらに取引で損失が出れば、会費と損失の二重苦。

まずは、損切り幅から適正ロットを逆算する無料ツールで、自分の資金に見合うリスクを数字で確認してほしい。会費を回収するためにロットを上げる。そんな本末転倒だけは避けたいですね。

相場が上がろうが下がろうが、サービスの利用料は発生します。

勝てなかった月でも、支払うお金は現実です。

この点は、忘れてはいけません。

なお、料金や募集状況は変更される場合があります。

参考:グローバルリンクアドバイザーズ公式・NOBU塾3.0の手数料および重要事項

NOBU塾3.0は、予想の当たり外れを問えないサービスなのか?

NOBU塾の評判を紹介するサイトには、

「相場を学ぶ教育サービスだから、当たり外れだけで評価すべきではない」

という趣旨の説明も見られます。

なるほど。

無料の相場解説についてなら、私もその考え方には一理あると思います。

解説から学べることは、予想の的中率だけではありませんから。

しかし、NOBU塾3.0については話が違います。

NOBU塾の公式YouTubeでは、3.0について、買い場・売り場・損切り・利確などを平日リアルタイムで通知するサービスとして案内しています。

つまり、相場の考え方を教えるだけではなく、より具体的な売買情報を提供する仕組みです。

だったら、知りたいことがあります。

その情報に沿って取引した場合、どのような損益になるのでしょうか。

もちろん、配信された情報を各自がどう利用するかによって結果は変わります。

通知を見るまでの遅延。

実際の約定価格。

取引手数料やスプレッド。

損切りルールを守れたかどうか。

すべて結果に影響します。

しかし、だからといって、成績を検証する必要までなくなるわけではありません。

売買情報を有料で提供するなら、その売買情報の実用性は重要な評価対象です。

「相場は誰にも分からない」で終わらせるのは、あまりにも簡単です。

参考:NOBU塾公式YouTube・NOBU塾3.0のサービス案内

月額23,100円を回収するには、どれくらいの利益が必要か

例えば、運用資金が100万円ならどうでしょう。

月額23,100円という費用は、資金に対して月2.31%に相当します。

運用資金が300万円なら、月0.77%。

500万円なら、月0.462%です。

もちろん、これは費用の重さを比較するための単純計算です。

実際の取引損益に対する税金やスプレッドなどは含んでいません。

ただ、少額資金で利用するほど、固定費の負担が大きくなることは分かります。

仮に毎月23,100円の利益を得られたとしても、利用料を差し引けばゼロ。

会員費を払うためにFXをするようでは、何をやっているのか分からなくなります。

ただし、NOBU塾3.0を純粋な学習目的で利用する人もいるでしょう。

その場合、損益だけで価値を判断する必要はありません。

問題は、自分が何を目的にお金を払うのかです。

学習に対価を払うのか。

売買情報による収益を期待するのか。

その違いを、自分自身ではっきりさせたいですね。

金融商品取引業者が関わっていることは評価する。ただし勝率とは別

NOBU塾3.0には、グローバルリンクアドバイザーズ株式会社が関わっています。

同社は、近畿財務局長(金商)第68号の登録を持つ金融商品取引業者です。

運営主体や費用、リスクの説明が公式に存在することは、利用を検討するうえで重要です。

だから、無登録の怪しい情報商材と一緒くたに扱うつもりはありません。

ただし。

金融商品取引業者として登録されていることと、提供する売買情報が必ず利益につながることは別です。

ここまで混同する必要はありません。

肩書きと実績は別。

登録の有無と収益性も別。

一つずつ、切り分けて評価すればいいだけの話です。

NOBU塾に何があった?2026年10月の配信方針変更とBLACK BOX構想

さて、ここからは「評判が当たる、当たらない」だけでは済まない話です。

2026年10月19日。

NOBU氏が公開した動画のタイトルは「今までありがとうございました。」。

一瞬、チャンネルを閉じるのかと思うタイトルですね。

実際には、従来の無料相場解説・通常配信を終了し、今後は有料メンバー向けの配信を中心とする方針が示されています。

ただし、YouTube活動そのものを休止したわけではありません。

実際、翌10月20日には「恐怖指数~『30』を超えると現れる魔物~」というショート動画も公開されています。

つまり、YouTubeから姿を消したのではなく、無料で行っていた従来の配信スタイルを変更したということです。

相場の予想が外れたら批判される。発信者にとって、それが負担になることは想像できます。

しかし、公開の場所から閉じた場所へ移るなら、読む側には別の問題が生まれます。

契約前に中身を確認できるのか。発信した予想とその結果を、あとから照合できるのか。

私はここが気になります。

NOBU塾はなぜ炎上した?サイバーセキュリティクラウド(4493)を巡る騒動

2026年10月上旬、NOBU塾の発信を巡って、サイバーセキュリティクラウド(証券コード4493)が話題になりました。

当時の報道・SNS投稿をまとめた「市況かぶ全力2階建」によると、10月7日夜には同銘柄を強気に取り上げる動画が投稿され、夜間の私設取引システム(PTS)で株価が上昇。その後、10月8日夜の発信では利益確定を促す趣旨の内容が取り上げられ、見通しの変化が批判を集めたとされています。

投稿された動画は後に削除・非公開になったと報じられています。ただし、当該動画の全編やNOBU氏本人の売買履歴を、当ブログが独自に確認できたわけではありません。

参考:市況かぶ全力2階建・2026年10月9日の関連記事(SNS投稿を含む二次資料)

ここで私が気になるのは、大勢の視聴者を抱える発信者が個別株に言及する際の、言葉の重さです。

株価が動いた。予想が変わった。だから即、不正だ――そんな短絡的な批判に乗るつもりはありません。

実際、同社自身も10月7日にAI関連のサービスについて公式発表しており、株価変動をNOBU氏の発言だけで説明することはできません。

参考:サイバーセキュリティクラウドの2026年10月7日付発表

ただし。

「上がる」と受け取れる発信で買った視聴者が、翌日の見通し変更をどう受け止めるか。

そこは発信する側にも考えてほしいところです。

私もFXで、誰かの強気な解説を見た直後にチャートが急変する怖さはよく分かります。相場観を変更するのは自由。むしろ間違えたら変更すべきです。

でも、いつ・何を根拠に・どの条件で見通しを撤回するか。そこが不明瞭だと、視聴者は判断を後追いするしかなくなる。

相場は後出しジャンケンの解説大会ではありません。

こちらは、現金を張っているんです。

相場操縦だったのか?本人の説明と確認できる事実

騒動の中では、相場操縦を疑う声も出ました。

これに対し、NOBU氏は2026年10月13日、公式Xアカウント(@JACK_ORAN21)で、合法的行為であることが確定した、構成要件には該当しないという趣旨を発表しています。

参考:2026年10月13日のNOBU塾公式X投稿を確認できるページ

ここは公平に紹介します。

しかし、その投稿からは、誰が、どの行為について、どの資料に基づいて判断したのかまでは読み取れません。

本人が「合法」と表明した事実と、公的機関による判断が確認できたことは同じではありません。

もちろん逆も同じ。批判する側が「相場操縦だ」と書いたからといって、違法行為が成立した証拠にはなりません。

私は、どちらかに都合のよい断定をしたいわけではありません。

言いたいのは、違法かどうかという話と、視聴者に対して分かりやすく説明する責任は別だということです。

炎上直後に無料YouTube配信終了。批判から距離を置いたのか?

そして、2026年10月19日。

NOBU氏が公開した動画のタイトルは、「今までありがとうございました。」

……。

なかなか意味深ですね。

振り返ってみましょう。

10月7〜8日には、サイバーセキュリティクラウドを巡る発信で批判が集まった。

関連動画は後に削除・非公開になったと報じられた。

そして、約10日後には従来の無料配信を終了する方針。

炎上して、動画が消えて、無料配信も終了。

この流れを見れば、「批判から逃げたのでは?」と受け取る人がいても不思議ではありません。

本人側は、外部からの攻撃やAIによる情報抽出への懸念を配信見直しの理由として説明しています。

もちろん、その説明を紹介せずに決めつけるつもりはありません。

ただ、説明された理由をそのまま受け取って、炎上との時間的な近さまで無視する気もありません。

私が引っかかるのは、そこです。

影響力のある発信者が、公開の場所で個別銘柄について語る。

発信を巡って批判が起きる。

その直後に、より閉じた場所へ向かう。

選ぶのは本人の自由です。でも、公開の場で説明すべきことまで、閉じた場所へ持ち込んでよいのか。

売買を追いかけた人にとって重要なのは、発信者がどこで活動するかより、あの時の見通しと撤回条件がどう説明されたのかでしょう。

炎上から逃れることだけを目的に移行した――そこまでの動機は、確認できた事実ではありません。

しかし私には、批判が噴き出した直後に、公開の場から距離を置いたように映ります。

違法だったかどうかとは別に、投資情報を発信する人間の姿勢として、このタイミングには疑問が残ります。

何も起きていない時なら、単なるサービスの方向転換。

でも今回は、そうではありません。

この順番を抜きに「新章突入!」と盛り上がるほど、私はお人好しじゃありません。

NOBU塾2.0・2.1・3.0は別物。移行案内を読み違えない

ここがまた、ややこしい。

PostPrimeで提供されてきた「NOBU塾2.0」。YouTubeメンバーシップの「NOBU塾2.1」。そして具体的な売買情報が案内されている「NOBU塾3.0」。

名前は似ていますが、契約先や提供内容を同一視してはいけません。

本人のPostPrime公式プロフィールには、YouTubeメンバーシップへ移行中なので、PostPrimeへの新規登録はしないでほしいという注意書きがあります。

さらに2026年11月からは、PostPrime向けにYouTubeメンバー限定ライブの録画を時間差で提供する予定だと説明されています。

リアルタイムの情報が欲しくて契約したつもりが、実際には録画だった。

これでは笑えません。

いや、サービスの良し悪し以前に、何を買う契約なのかを確かめないと話にならないでしょう。

ただし、この移行案内は主にPostPrime側の2.0の話です。これを根拠に3.0のサービスまで終了したとは断定できません。

BLACK BOXとは? 2027年1月21日を掲げる新構想

そして登場したのが、「NOBU塾 BLACK BOX」。

10月19日の公式動画の概要欄には、2027年1月21日という日付が記されています。

BLACK BOX。

名前だけでいえば、ずいぶんと秘密基地感がありますね。

しかし、今回ばかりは笑って済ませる気にもなれません。

公開の場で批判が集まった直後に、より閉じた活動の場を掲げる。

しかも、外からはこれまで以上に発信内容を検証しづらくなる可能性もある。

それなら、なおさら、料金・提供内容・過去の予想をどう確認できるのかを明示してほしい。

現時点で、新構想の具体的な料金やサービス条件、3.0との関係は確認できていません。

だから、分からない中身をこちらで想像して「凄い新サービス」と持ち上げる気はありません。

黒い箱を用意するのは自由。でも、投資情報まで真っ黒でいいわけじゃない。

そこは、はっきり言っておきたいですね。

NOBU塾3.0は満席|現在、新規入会できない

さて、いまNOBU塾3.0へ申し込めるのでしょうか。

答えは、公式募集画面にはっきり出ています。

2026年10月25日に確認したFINCSのNOBU塾3.0個別ページでは、会員数は「777名/777名」。

申し込みボタンにも、「定員に達しました」と表示されています。

つまり、現在は満席。この募集ページから新規入会できない状態です。

毎月23,100円を払うべきかどうか以前に、そもそも募集枠が埋まっている。

ここは曖昧にする必要がありません。

「会員数777名」という表示は、なおさら有料で提供する情報への関心の大きさを示します。

ただ、人数が多いことと、利用者に利益が残ることは別。

満員御礼は、運用成績表ではありません。

参考:FINCS公式・NOBU塾3.0募集ページ(定員到達表示)

なお、PostPrimeの2.0からYouTubeメンバーシップへの移行案内と、3.0の募集枠は別の話です。

参考:NOBU塾公式動画「今までありがとうございました。」(2026年10月19日) / NOBU塾2.0のPostPrime公式案内

NOBU塾の「日利1%FX」は本当? 6800万円の損失から生まれた手法

NOBU塾について、もう一つ気になる数字があります。

日利1%。

著書のタイトルにもなっている数字です。

そして、この手法は、過去に6,800万円を失った経験から生まれたものとして紹介されています。

まず、6,800万円を失った経験を隠さずに語っている点は評価できます。

負けた過去を一切見せず、成功談だけ並べるよりは、ずっと参考になります。

ただし。

大きな損失を経験したことと、その後に勝てる手法を完成させたことは、別の話です。

失敗から学ぶことはできます。

でも、失敗したからといって、その後の成功が自動的に保証されるわけではありません。

ここは、感動的な再起物語とは切り離して考えたいですね。

参考:KADOKAWA公式サイト(『日利1%FX 鉄壁の不動心トレード』書籍情報)

日利1%を継続できれば凄い。しかし本当に続くのか

出版社の商品紹介では、日利1%を月20営業日で換算すると月利20%、年12か月では240%と説明されています。

ただし、これは日々の収益を単純に積み上げた算術的な換算です。

複利運用のシミュレーションでもなければ、実際の年間運用成績を証明するものでもありません。

しかも、現実のトレードでは毎日同じだけ勝てるとは限りません。

連勝する日もあれば、負ける日もあります。

何もせず見送る日だってあります。

私なら、日利1%という目標より、先に次のことを確認します。

  • 負けた日は何%の損失まで許容するのか
  • 連敗したときにロットを減らすのか
  • 月間・年間でどれくらいのドローダウンが生じるのか
  • 日利1%という目標を追うことで、不要な取引が増えないか

特に最後です。

今日はまだ1%稼いでいない。

だから、もう1回入ろう。

……。

これ、非常に危険な発想です。

相場にチャンスがないのに、目標達成のために取引を増やしてしまう。

目標利益が、いつの間にかポジポジ病の燃料になる。

そんなときは、無理に次のエントリーを探す前に、ポジポジしてしまう心理と対処法も読んでみてください。負けを認めたくない気持ちと、無理に取り返そうとする気持ちは、案外近いところにあります。

それでは本末転倒でしょう。

日利1%を目指すこと自体を否定するつもりはありません。

ただし、目標額のために売買ルールを曲げ始めたら、その時点で危険信号です。

重要なのは、毎日1%勝つことではなく、長期間にわたって資金を守りながら利益を残せるかどうか。

私は、そちらを重視します。

NOBU塾の評判は怪しい? 批判コメントと有料サービスの問題

「NOBU塾 怪しい」

この疑問についても整理しておきましょう。

まず、NOBU塾という情報発信活動や、NOBU塾3.0という有料サービスが存在することは確認できます。

また、3.0には登録金融商品取引業者が関わっています。

したがって、存在しないサービスを売っているとか、無登録の投資助言を行っているといった主張を、根拠なくするつもりはありません。

一方、口コミサイトには、予測が外れたという不満のほか、批判的なコメントが削除されたとする投稿もあります。

これらは投稿者の主張です。

実際にどのコメントが、いつ、誰によって削除されたのかまで、こちらで確認できているわけではありません。

だから、コメント削除を事実として断定するのは避けます。

ただし、一般論として言えることがあります。

投資の世界では、絶賛する声だけでなく、失敗した人の具体的な経験も重要です。

利益が出た人だけを紹介する。

成功談ばかりを並べる。

そして、負けた人の事情が見えない。

そんな状態でサービスを判断するのは、少し怖いですね。

もちろん、悪意ある誹謗中傷まで掲載する必要はありません。

しかし、購入判断に役立つ具体的な批判や改善要望まで見えなくなってしまえば、読者は十分な情報を得られません。

良い評判も、悪い評判も、具体性で判断する。

これはNOBU塾に限らず、FX情報商材や投資サービス全般に当てはまることです。

NOBU塾のYouTubeは見る価値があるのか? 無料配信縮小後の付き合い方

ここまで辛口に書いてきましたが、公開済みのNOBU塾のYouTube解説に価値がないとは思いません。

2026年10月に配信方針が変わっても、過去に公開された内容から学べることはあります。

株価や為替を動かす材料を知る。

経済ニュースの背景を理解する。

相場に対して異なる見方があることを知る。

こうした目的なら、参考になる部分はあるでしょう。

ただし、私なら、動画を見る目的を明確にします。

相場の勉強として見るのか。

次の売買方向を決めるために見るのか。

この2つは、まるで違います。

経済ニュースを理解するための動画なら、予想が外れても得られる知識はあります。

しかし、売買の判断を他人の動画に任せるなら、その情報が外れたときの責任も引き受けなければなりません。

私なら、まず自分のチャートで相場を確認します。

そのうえでNOBU氏の解説を見る。

自分と違う見方があれば、なぜ違うのかを考える。

それなら、十分に学習になります。

逆に、

「NOBUさんが買いと言ったから買う」

これだけでは、ただ判断を外注しているだけです。

相場で生き残るために必要なのは、誰かの予想に従う能力ではありません。

予想が外れたとき、自分の資金を守る能力です。

例えば、予想が外れてもどこで撤退するかを自分で決めておけば、他人の見通しに振り回されずに済みます。具体的な置き方は、FXの損切り位置を決める考え方で解説しています。

NOBU塾が向いている人・向いていない人

検討する価値がある人 慎重に考えたい人
経済ニュースや市場分析を継続的に学びたい 誰かの予想だけで簡単に稼ぎたい
他人の相場観を自分の判断材料として使える 配信者の発言をそのまま売買指示として受け取る
費用を学習コストとして許容できる 月額料金をトレードで必ず回収しなければならない
損切りとロット管理を自分で徹底できる 予想が外れたときに損切りできない
2.1と3.0の提供内容・契約条件の違いを理解している サービス内容や解約条件を確認せず契約したい

私の考えはシンプルです。

まず、公開されている情報で学ぶ。

自分でチャートを見る。

売買ルールを作る。

そして、必要なら有料サービスを検討する。

最初から月額23,100円を払う必要はありません。

有名な人にお金を払う前に、自分が何を学びたいのかを決める。

順番を間違えないことです。

NOBU塾についてよくある質問

Q. NOBU塾は当たらないのですか?

「当たらない」「相場観が変わる」という口コミが複数あります。私は、予想をそのまま売買に使えるほど信頼性が実証されているとは考えません。

ただし、これは全予想の的中率が低いと実測で証明したという意味ではありません。予想を評価するには、発信日時や予測条件に照らした検証が必要です。

Q. NOBU塾の評判は良いですか?

無料の相場解説やチャート分析を評価する声がある一方、予想の外れや有料サービスの費用に不満を示す口コミもあります。

評判だけでなく、具体的な提供内容を確認して判断することが重要です。

Q. NOBU塾3.0の料金はいくらですか?

2026年10月時点で公式の重要事項ページに掲載されている料金は、月額22,000円(税込)と決済手数料1,100円(税込)の合計23,100円です。

12か月利用すると277,200円になります。料金は変更される場合があります。

Q. NOBU塾3.0は売買のタイミングを教えてくれますか?

公式YouTubeでは、買い場・売り場・損切り・利確に関する情報を平日にリアルタイムで通知するサービスとして案内されています。

ただし、通知を受け取るだけで利益が保証されるものではありません。

Q. NOBU塾2.1と3.0は同じですか?

同じではありません。

2.1はYouTubeメンバーシップを通じた相場解説・学習サービスとして案内されています。

3.0は、より具体的な売買情報を提供する有料サービスです。

料金や契約先、配信内容を混同しないよう注意が必要です。

Q. NOBU塾はなぜ炎上したのですか?

2026年10月、サイバーセキュリティクラウド(4493)に関する発信と夜間PTSの値動きを巡って批判が集まりました。NOBU氏は合法的行為だったと発表していますが、当ブログでは公的判断の根拠資料を確認していません。疑惑を事実として断定すべきではありません。

Q. NOBU塾はYouTube活動を休止したのですか?

いいえ。2026年10月19日に終了方針が示されたのは、従来の無料相場解説・通常配信です。

翌20日にもショート動画が公開されており、YouTube活動そのものを休止したわけではありません。今後は有料メンバー向け配信を中心とする方針です。

Q. NOBU塾 BLACK BOXはいつから始まるのですか?

公式動画の概要欄に2027年1月21日という日付が掲げられています。具体的な料金や利用条件の全容は、現時点で確認できていません。

Q. NOBU塾3.0は現在募集中ですか?

2026年10月25日のFINCS公式募集画面では「777名/777名」と表示され、申し込みボタンは「定員に達しました」となっています。現在、このページからは新規入会できません。

Q. NOBU塾の日利1%FXは毎日1%勝てる手法ですか?

毎日1%の利益が保証されるわけではありません。

日利1%という目標を掲げることと、長期間にわたって毎日その利益を実現できることは別です。

Q. NOBU塾は怪しい、あるいは詐欺なのでしょうか?

今回確認した公開情報だけで、詐欺行為があると判断する根拠はありません。

また、NOBU塾3.0には登録金融商品取引業者が関わっています。

ただし、登録業者が関与していることと、料金に見合う成果が得られることは別問題です。

まとめ|NOBU塾が当たるかより、あなたの口座に何が残るか

NOBU塾。

元野村證券という経歴。

幅広い相場解説。

日利1%FX。

そして、月額23,100円のNOBU塾3.0。

2026年10月には個別銘柄を巡る炎上騒動が発生。その後、従来の無料配信方針を変更し、新たにBLACK BOX構想も掲げました。

炎上直後に、より閉じた場所へ向かう。私には、批判から距離を置いたように映ります。違法かどうかとは別に、影響力のある発信者として、その判断への疑問は残ります。

今回調べて感じたのは、経済ニュースを解説する力と、予想を売買に使ってよいかは、やはり別物だということです。

無料の相場解説から学べることはあります。

有料サービスにも、それを必要とする人はいるでしょう。

しかし。

他人の相場予想を受け取ることと、自分が相場で稼げるようになることは別です。

まして、毎月23,100円を払えば、安定して利益が得られるという保証もありません。

「NOBU塾は当たらない」という口コミは、軽く流せるものではありません。相場観の急な変更や予測の外れに不満を持つ人がいる以上、私は予想を盲信する気にはなれません。

そのうえで、個別の予想がどんな条件で外れたのかを確認する。

「NOBU塾は凄い」という評判を見たなら、その人が具体的に何を評価しているのかを確認する。

そして、NOBU塾3.0を検討するなら、料金、提供内容、損切り条件、解約方法を確認する。

それでいいんです。

私が長年FXを続けてきて思うのは、相場の世界に正解を教えてくれる先生を探し続けても、最後は自分で判断するしかないということ。

誰かの予想が外れた。

腹を立てた。

でも、損失を負担するのは自分です。

厳しい話ですが、これがFX。

だから、私は有名トレーダーの予想をそのまま売買ルールにはしません。

参考になる部分は学ぶ。

違うと思えば見送る。

そして、自分の取引については、自分で損切り位置とロットを決める。

他人の相場観は借りられても、他人の資金管理までは借りられません。

最後に。

予想を買う前に、自分の損切りを決めろ。

誰が当てた、誰が外した。

そんな話ばかり追いかけていても、自分のトレードは上達しません。

大切なのは、予想が外れたときにも致命傷を負わず、次のチャンスを待てること。

相場で生き残る力は、他人の予想を買っただけでは身につかない。

私は、そう考えています。