FXビクトリーメソッドアドバンスのデイトレードへの応用・再現方法|15分足と60分足
「FXビクトリーメソッドアドバンス」を再現・実践させたデイトレードの公開です。
使用チャートはMT4(メタトレーダー)で、使用口座はFX海外業者の「XM」。
15分足トレード(数分ホールド)と60分足トレード(数時間ホールド)となります。
15分足でのデイトレード公開|ポンド/ドル(GBP/USD)
2016年08月30日 火曜日 20時25分
まずは、一時間足を見ます。
ポンド/ドル(GBP/USD)ですが、途中から全体的に下降しています。
ただし、モロ一直線で引いた定規のように下降しているわけではなく、
ジグザグしています。しかも今はレンジ相場(ノントレンド)です。
次に、30分足を見ます。
次に15分足です。
レンジ相場でボリンジャーバンドが幅広。
全体的に右上にも右下にも傾いておらず、上下を行き来している水平状態ですよね?
しかも、前回や前々回の高値を水平に結んだライン(レジスタンスライン)まで
来ており、上向きの勢いがありません。
(静止チャートでは勢いがあるように見えても、動いているチャートでは失速という意味)
従って、カウンター(逆張り)狙いで、ショートです。
(状況1-4|移動平均線(=ミドルバンド)やや水平タイプ)
ここで重要なことは、このラインでショートをするのは
安定域にあるため、エントリー時のリスクが少ないということです。
つまり、レジスタンスラインに反発されているため、抜けて上に行く可能性が少ないのです。
万が一、上抜けしたら、すぐに損切りします。
「ボリンジャーバンドは広がり、ADXも上昇でローソク足も上昇傾向だから、ロングでは?」
と思う方もいるかもしれませんが、それはこのチャート画面の右側だけをみた場合の話です。
自分が注文する画面(執行時間足)だけではなく、より大きな時間足ではどうなっているかを
注文前に確認して、大局の中の現在を捉えてください。
それで、勢いがなくなったため、一旦エグジットです。
すみません、ロングしていたのかショートしていたのか分かりにくいですね・・・。
(図をクリックで拡大して、画面下の「取引種別」を見てください)
一旦決済して上がるのを待ってから再度、売る戦略です。ここでロングはしません。
しっかりと待ってからショートです。下降トレンドなので。
再エントリーです。
移動平均線(ボリバンの真ん中のバンド)に達しそうで、MACDが反転しかかっているので、
失速する前に決済します。
この辺りから、ポンド/ドルは動きが読めなくなってきたので、
他の通貨ペアに切り替えます。
ポンド系通貨はボラティリティ(勢い)が大きく、上下動が激しいので、
自信がない時や、シナリオを立てれない時は手を出さない方が無難です。
上手くいけば、手早く大きく取れますがね。
15分足でのデイトレード公開|米ドル/円(USD/JPY)
次にドル/円(USD/JPY)を見ます。上記からの続きです。
ドル/円の動きが実に分かりやすいです。
日足です。
小さなコブを作りながら、全体的に下がっています。
つまり、周期的に上げを繰り返しながらも、全体的には下がっています。
しかも、現在はコブ形成途中です。
次に4時間足です。前回高値を越えています。
レジスタンスラインで頭打ちになっていませんよね。
これら、大きな流れの確認後、次は15分足を見ます。
先程のポンド/ドル(GBP/USD)とは違い、このチャート画面上で既に今、
一番高い位置にいます。ロング出来る状況です。
ボリンジャーバンドの先端が広がっています。
ADXが上昇しています。移動平均線も上昇、MACDも上昇です。
スクイーズ(ボリバン幅が狭い)後のエクスパンション
(ボリバン拡散≒ブレイクアウト)狙いで、大きく取りに行きます。
(状況1-2|ボラがある状態=エクスパンション)
当然、待ってましたとばかり、ロングです。
2016年08月30日 火曜日 23時04分
時間的にもここら辺で、そろそろ利確と判断しました。
決済した理由は、もう利益が伸びそうもないと判断したからではありません。
デイトレなので、その日中に決済するという自己ルールに従い、成行き決済です。
夜遅くまでチャートを監視していたくないというのもあります。(睡眠に影響するため)
むしろ今後、まだ利は伸びそうです。
日足チャートでのコブ頂点を結んだ斜め下に引いた線(トレンドライン)
(画像ではイチイチ引いていませんが、頭の中で引いてみてください)
付近まで、まだまだ距離があります。
やりたければ、この付近にリミットを置いたり、
または、トレーリングストップで利を伸ばすのもありと思います。
日足を見てれば、このような考え方も出来ますので、
マルチタイムフレーム分析(複数の時間足を見る)は絶対にやって下さい。
デイトレードでもスキャルピングでも、月足→週足→日足→4時間足と見て下さい。
出鱈目にエントリーしても、勝てません。
本当です。
トレードを終えた後
さて、こんな感じで成行き決済したら、FXの事は意図的に忘れるようします。
チャート画面も直ぐに閉じます。
メンタル的に後を引きずるのが嫌なのです。
日常生活ありきのFXですからね。
「ここでもっと粘れば、利益が伸びていたかもしれない」とか思いだすと
それこそ切りがありません。
反省はしますが、後悔はしません。
過去に起こった事象は現在からどんどん遠ざかっていくし、
未来に起こる出来事は現在に迫ってきます。
だから次に繋げます。前を向いて歩きます。
FXを楽しむことが出来れば、初心者でもすぐに勝てます
今回、約2時間以上はチャートを見ています。
あなたもしっかりと相場と向き合ってください。
色々、見えてくるものがあります。分かってくるようになります。
チャート開いた瞬間注文を出さずに、まずは落ち着いて、
プランを立ててください。
ラクな方向へ逃げないで下さい。
そして、楽しみながら練習して下さい。
その方が結局は早道です。
先に始めた人なんて、一瞬で抜いちゃってください。
あなたもご自分のライスタイルに応じた自分なりのトレード手法を
是非、確立してみて下さい。
周りは関係ありません。
大切なのは自分です。
面白いですよ。楽しいですよ。
ワクワクしますよ、FXってやつは!
60分足でのデイトレード公開|米ドル/円(USD/JPY)
「今回、約2時間以上はチャートを見ています。」
と先に書きましたが、チャートを監視する時間がとれない場合も
あるでしょう。
そんな場合にオススメなのは、朝に注文を出して、夜に仕事から帰ってきてから
決済するという私のようなサラリーマン向けの手法です。
2016年09月01日 木曜日 07時43分
トレードプランを立てます。
ズバリ、日足チャートでのコブの頂点手前を狙います。
トレンドライン(赤のライン。自分で引いています)があると、可視化されて
分かりやすいですよね?
4時間足では上昇中です。
全体を把握した後、60分足を見ます。
「押し目買い」が狙えそうです。
「FXビクトリーメソッドアドバンス」的には
「状況1-5|移動平均線(=ミドルバンド)傾斜タイプ」です。
60分足でのトレンドフォローになりますね。
トレンドという波に乗る手法が、一番安全で利益が出ると私は考えています。
方向が決まっている分、損失もあまり出ないし、
精神衛生上も都合が良いですしね。
ロングします。
2016年09月01日 木曜日 20時52分
会社から帰宅して、既に20万円の含み益です。
しかし、ここで焦って決済するのはオススメできません。
目標は日足でのトレンドライン(赤い線)の手前です。
計画通りに実行します。
なので、我慢して利益を伸ばします。
ダイエットや禁煙、禁酒と似ていますね。
我慢。
2016年09月01日 木曜日 22時57分
さて目標の利益確定ポイントに着いたので、エグジットです。
含み益も50万円まで膨らみました。
過去それぞれの2つのコブの頂点を見れば分かりますが、
いずれもラインにタッチした瞬間に抵抗されて、下がっていますよね。
これは「世界中のトレーダーがこのラインを目安に売った」
ことを表すわけですから、これ以上は粘れません。
大局的には下降トレンドなので、ここが限界です。
これ以上ホールドすると、売りが売りを呼ぶ展開が待ち受けています。
損切りが損切りを呼びます。
なので、一瞬でナイアガラのように下がります。
逆に言うと、レジスタンスラインやトレンドラインは多くの人に意識されています。
多くの人に意識されているからこそ、機能しますし、
機能するからこそ、多くの人が使います。
テクニカルは後付けです。
売買するトレーダーの注文に遅れた状態で、チャートに反映されます。
FXビクトリーメソッドアドバンスのスキャルピングへの応用・再現方法|【動画(エントリー~エグジット)】
1分足でのスキャルピング動画公開|ユーロ/円(EUR/JPY)
「FXビクトリーメソッドアドバンス」の実践リアルタイムトレード動画を公開します。
1分足スキャルピングでも、デイトレやスイングと同じように勝つ事が出来ます。
損小利大が勝つための必勝法である
目標地点まで待つのは簡単ではありません。
投げ出したくなる人も多いでしょう。
「FXは勝てない」とされる理由はここにあります。
プラスなんだから、途中でさっさと利食いしたくなるのです。
しかしこれは「利少」を招く行為です。
FXで一番しんどいのは含み益です。
耐える必要があります。
さっさと損をする方が、実はまだ全然ラクです。
利が乗っている時に、待つのは結構きついです。
だから、投資にはメンタルが要求されます。
FXで勝てるようになると、
このような悩みも生まれてきます。
FXで稼いだら定期的に出金した方がよい
FXで勝つことは単なる手段です。
だから、稼いだお金は、FX用口座から定期的に出金すること。
そして使う事です。
これは私がFXである程度、勝つ事が出来て、稼げるようになった2008年から
ずっと守り続けているマイルールです。
私は海外口座XMを利用しているので、定期的に出金しても(FX口座の残高を増やさなくとも)、
ハイレバレッジをかけて、取引金額が増やせるというのもあります。
あなたもFXで稼いだら、出金してリアルマネーとして使ってください。
複利運用のために、出金しないという考えもありますが、
ある程度はリアルマネーとして使ってみてください。
そこから分かる事があります。
稼いだお金を使ってみて初めて分かる事があります。
キャッシュを稼ぐこと、貯めることが目的ではありません。
お金は手段です。
要注意事項|MT4(メタトレーダー)の表示時間など
時間足について
念のためですが、今回の話はデイトレード・スキャルピングを前提として
話を進めている部分もあります。
デイトレなら利確すべきでも、スイングなら粘って数日はホールドすべき場面も
当然あったりするわけですので。(というか、基準となる時間足で変わる)
ある人が「この先は上がる」とか「この先は下がる」とか言っても
それは30分後に下がるのか、数日後に下がると言っているのか、を考えないとダメです。
もっというと、10pips上がるのか、100pips上がるのかでも、
ストップもリミット、場合によっては取引金額も変わってきますので。
なので、本質は同じでも表面上は変わる場合がありますよ。
この辺りは他の情報を読む場合でも、常に念頭に置いておかないと
真実が分からなくなるかも知れませんね。
スクリーンショット(キャプチャ画像・アニメーション画像)のMT4表示時間について
ちなみにスクリーンショットのMT4に表示されている時間は日本時間ではありません。
取引口座も海外口座「XM」ですし。
遅延が大きく、約定スピードの遅い日本の取引業者よりも
海外口座に開設した方がはるかに勝ちやすいです。
「海外口座の方が勝ちやすいって本当のマジなのか?」
その大きな理由が1つあります。明確な理由は3つ以上あります。
理由についてはこの記事をご覧ください。
XM(FX 海外口座)に口座開設すると勝ちやすいのはなぜか? FX業者は儲かっているのに、負けるトレーダーが多い理由 FXで勝つためには トレード手法の確立 メンタルの向上 資金管理 が重要です。 一般的にも、そのように …
追伸:1
チャートを開いた時、常に自分の得意な必勝パターンが表れてくれるとは限りません。
様々な通貨ペアを選択したり、色々な時間足を見ることで、
自分にとって、勝てそうなパターンを探すのです。
頑張りすぎず、頑張ってください。