未来予知FX-デイトレISMは、ドラゴンストラテジーFX(ドラストFX)の後発商材!?
「未来予知FX-デイトレISM」は、令和最強FXが異名な
「確率思考」に基づいたローリスク・ハイリターンのトレードが謳い文句。
もちろん・・・、令和最強FXとは自作自演ネーミングなわけで、
「未来予知FX-デイトレISM」販売者のグローバルロイズ社が勝手にそう吠えているだけです。
しかも、あの超有名FXクソ商材「ドラゴンストラテジーFX(ドラストFX)」の旅するトレーダーヒデ氏が、
極秘に使用していた未来予知FXシステムのようです。
「ドラゴンストラテジーFX(ドラストFX)」とはFXの情報商材業界でも、超存在的な扱いで
この商材を知らない人はいないでしょう。
この商材の恐るべきトリックに気付かない検証ブログでは、
神扱いされています。
発売開始後、今でもバカ売れしていますが、
中身(特にロジック)の検証については大きな疑問の残る商材です。
ドラゴンストラテジーFX(ドラストFX)では勝てない? 残念ながら即答で勝てません。 「ドラゴンストラテジーFX(ドラストFX)」って子供のおもちゃですよ。 トイザらスに売っているちょっと高めの玩具と同じレベルです。 「 …
なので、「未来予知FX-デイトレISM」についても相当怪しいです。
疑問1:ローリスク・ハイリターンの投資法なんぞこの世にあるのか?
疑問2:極秘に使用していたと言い放ちながら、ネット上で公開する意図は?
疑問3:未来予知FXシステム?地震予知すら無理な現代で可能なのか!?
これら3つの疑問点について、分かりやすく検証・暴露していきましょう。
「未来予知FX-デイトレISM」がどのようなFX商材なのか分かるはずです。
未来予知FX-デイトレISMはローリスク・ハイリターン?
ローリスク・ハイリターンな投資法。
損失は少な目で、デカく儲ける可能性のある夢のような投資法です。
そんなものがあれば、ノドから手が出るほど欲しいですよね。
誰だって欲しいです。
でも、そんなものはないんです。
「いや。世界中を探せばそのような金融商品があってもおかしくないですよね?」
それはファンタジーです。虚構の世界です。
今から軽く現実の説明をしましょう。
もしですよ。
100万歩譲って、仮にローリスク・ハイリターンな投資法が現実にあると仮定しましょう。
あなたはこの投資法が欲しいです。
当然、あなただけではなく他の多くの人も欲しいです。
つまり、世界中の個人投資家や機関投資家も欲しがることになります。
みんなが欲しいものは価格が吊り上がります。(需要)
なので瞬間、一時的にはハイリスク・ハイリターンな投資法となります。
価格が上がると、”高額リスクに対する将来リターンは小さくなる”ことになります。
結果、どこにでもあるローリスク・ローリターンな投資法となります。
分かりましたでしょうか?
ローリスク・ハイリターンは金融商品において、あり得ないのです。
ていうか、投資の常識です。
ましてや、FX情報商材?
未来予知FXツール?
ローリスク・ハイリターンな秘匿性の高い情報が
たかだか数万円でネット上に転がっているわけありませんからwww
こんなFX商材を紹介手数料目当てで必死こいて紹介している
煽りアフォリエイターはただのパシリエイターですから、華麗にスルーでOKです。
彼らは実際に「未来予知FX-デイトレISM」なんて使っていませんよ。断言出来ます。
文句があるならお問い合わせフォームからどうぞ。
極秘に使用していた未来予知FXシステム?
仮に極秘の未来予知FXシステムがあるとしましょう。
ネット上で言ったとたん、もう極秘ではなくなります。
一般庶民が知っている段階で極秘でもなんでもありません。
広まった瞬間、機能しなくなります。
これは極秘の軍隊格闘術や極秘の犯罪予知システムがそうです。
情報が漏れた瞬間からイタチの追いかけっこが始まります。
最強の格闘技って、みんなが知らないから最強なんです。
俗世間に広まったら、一気に対策が取られます。
まあ、それ以前の問題として、旅するトレーダーヒデ氏が極秘システムを
使用していたなんて、怪しさ満載です。
今頃、何を言い出すんだろうと。
ヒデ氏のメルマガを読んでる人は分かると思いますが、
商品販売時は毎日何通もメルマガが来ます。
しかも同じ件名で何度もウザい。
ヒデ氏のことをトレードで稼ぎながら、世界中を旅している実在の人物だと思っていたら、
もう相当ヤバいですよ!!
FXで未来予知は可能なのか?
可能です。
ただしそれは体験からくる直感(予知)です。
したがって、もし未来予知ができるとすれば、
それは相場の環境認識やFXの経験則からくるものです。
経験を積めば「どんな状況で何が起きやすいか」が分かります。
胸騒ぎってやつと似ていますね。
「予測するチカラ」を積めば、それは予知能力に近いものになるでしょう。
つまり裁量トレード技術を磨くことが未来予知につながります。
いわゆる、”未来予知システム”そのものはありません。
ありえないことが量子力学の「不確定性原理」で過去に証明済みです。
ふかくていせい‐げんり【不確定性原理】
量子力学における基礎的原理。
原子や電子などの世界では、一つの粒子について、位置と運動量、時間とエネルギーのように互いに関係ある物理量を
同時に正確に決めることは不可能であること。1927年にハイゼンベルクが提唱。
実際に地震予知はおろか、天気予知も出来ていません。
宝くじもほとんどがハズレです。
当たりが少ない=実はこれこそがハイリスクなんです。
一見ローリスク・ハイリターンにみえて、実は正反対である
ハイリスク・ローリターン商品が「サマージャンボ宝くじ」です。(最悪)
超奇跡の当選確率。たくさん買っても当たらない。
非現実的。
「臆病者のための資産運用入門」の宝くじに関して、改めて、ギャンブル・ゲームとしての期待値の46・4%という数字の低さは知っていたが「経済学では、宝くじは『愚か者に課せられた税金』と呼ばれている」のは知らなかった。
— 水道橋博士(小野正芳) (@s_hakase) 2013年4月13日
実際、ホンモノの投資家は宝くじを買いません。
宝くじで儲かっているのは一体、誰か知っていますか?
販売している地方自治体です。
ギャンブラーに億万長者という夢を与え、金を徴収しているわけです。
これが世の中のカラクリです。
未来予知FX-デイトレISMの概要
ここで「未来予知FX-デイトレISM」の概要を説明しておきましょう。
勝率90%出せるツールのようですよ。
この段階で何も知らないカモをターゲットにしたFX情報商材だと一目瞭然なのですが。
FXをかじった初心者でも、通常の思考回路・一般常識の持ち主であれば、
90%の勝率なんて微塵も信じませんから。
- トレードスケール: デイトレード・スイングトレード
- 基軸足: 1時間足
- 使用足: 擬似ローソク足
- 推奨通貨ペア: 特に指定なし
- トレードスタイル: 順張り
- 決済判断: 短期決済法・長期決済法あり
- 自動決済機能: 別売り(笑)
未来予知FX-デイトレISMの4ツールを暴露検証!!
次は「未来予知FX-デイトレISM」の4ツールを
一つ一つ検証していきましょう。
未来予知FXツール①|ターゲットフューチャーの検証
「未来の利益が、60pipsまで到達可能である。」と上図には書いてあります。
え?だから?
これって何の意味があるんだ!?
これがエントリーの目安になるのだろうか。不思議です。
ロジック的にも統計的な到達率を表示しているだけですので、
単なる“机上の確率”で終わっています。
つまり実践リアルトレードでは全く使えない。
ここで少し身の回りのリアル社会で、
確率がどのように使われるか考えてみましょう。
例えば、あなたが外出した時間帯・地域で雨が降ったら、あなた的な降水確率は100%と言えるし、
降らなかったら0%と言えるでしょう。
当事者にとっては、確率とはその程度のものです。
晴れ時々曇り、所により一時にわか雨。
傍観者にとってはこの予測でOKです。
しかし、あなたがFXトレーダーとして当事者の立場にあるならば、
降水確率50%的な机上の空論的キャッチコピーに惑わされている場合ではありません。
確率をどのようにFXに活かすかが大事であり、
数字に囚われると本末転倒です。
FX相場ではボラティリティ(値動き・振れ幅)が大きければ、
ある一定ポイントへの到達確率は単純に高くなるし、ボラが小さいと到達確率は低くなります。
超ー当たり前ですよね。
小学校で習う“算数”です。
ボラティリティの大小判定は簡単です。
FX相場の振れ幅(ボラティリティ)を一定期間の価格データから測定し、
統計学的に価格の変動範囲を予測して、チャート上に表示するテクニカル指標が昔からあります。
はい。これ、ボリンジャーバンドのことです。
「無料」のテクニカル指標・MT4インジケーターです。
世界中のプロトレーダー達から愛用されています。
しかも、ターゲットフューチャーよりも多機能。
相場状況も把握可能。
順張りだけではなく、逆張りにも使える上、ブレイクアウトも狙えます。
ターゲットフューチャーで逆張りやブレイクアウトを
どうやって狙うんですか?狙えないですよね。
“算数”と“数学”との違いがここにあると言えば分かりやすいですかね。
100円のデジタル腕時計と高額ダイバーズウオッチ、あるいは、スマートウォッチとの差みたいなものです。
100円のデジタル腕時計に数万払いたい方は、どうぞ払ってください。
どうぞどうぞ!!お布施どうぞ!!
私なら普通に「無料」かつ「高機能」なボリンジャーバンドを使いますが。
FXビクトリーメソッドアドバンスのデイトレードへの応用・再現方法|15分足と60分足 「FXビクトリーメソッドアドバンス」を再現・実践させたデイトレードの公開です。 使用チャートはMT4(メタトレーダー)で、使用口座はF …
そして、ボリンジャーバンドでボラティリティを判定した後のトレードプラン立てが、
勝つか負けるかの分かれ道です。
未来予知FXのようなスピリチュアリズムやオカルト、預言者の言葉に頼りたい気持ちは分かります。
しかし現実を見て下さい。逃げないでください。
未来予知を夢見るのではなく、
現実、今まさに動いているチャートをこの目で見るのです。
FXは立派な投資です。
宝くじのようなドリームではありませんし、確率的なギャンブルでもありません。
未来予知FXツール②|トレンド転換サインの検証
MACDのような、ごく普通のテクニカル指標にしか見えません。
Elliott Wave Oscillator(MT4の無料オシレータ系インジケーター)とも似ていますね。
未来予知FXツール③|トレンドマスターの検証
後付けでなんとでも出来ますね。
過去チャートを切り取れば、こんな場面はいくらでも探せます。
そもそも、チャート画像も取引明細もニセ加工が可能ですし、
自由にウソが作れます。
ご参考:
未来予知FXツール④|イグジットバンドの検証
ボリンジャーバンド(標準偏差)で十分ではないでしょうか。
世界中のプロトレーダー達から愛用されているテクニカル指標です。
ボリンジャーバンドだけで、分厚い解説書が出版されているくらい
奥深いMT4インジケーターです。
ちなみに、ボリンジャーバンドの正しい使い方は
逆張りではなく、順張りです。
これは開発者のジョン・ボリンジャー氏が自ら公言している事です。
未来予知FX-デイトレISMのトレード動画を検証するが・・・。評価に値しない!!
「約42万円(+85.4pips)の利益!」とありますが。
実に興味深い。
続いてコチラの動画。
「約39万円(+79.2pips)の利益!」とあります。
しかし、ここであることに気づかないとダメなんです。
はい。・・・これらは全て嘘(ウソ)のことです。
未来予知が出来ていないことを自ら証明するアホ動画になっちゃっています。
なぜ言い切れるのか?
それはリアルタイムで発注(エントリー)していないからです。
もし、本当に未来予知が可能で、勝てると思っているなら注文を出すはずです。
しかし現実には注文していない。
MT4の場合、注文を発注すればそこに水平点線が自動で引かれます。
その後に決済すれば、その瞬間に水平点線が消えます。
しかし、この動画にはそれがありません。
痕跡が全くない。
なので、この動画は発注もしていないし、決済もしていません。
これは事実です。私個人の感想ではありません。
たまたまサインが当たるようなチャートを録画しておいて、
後追いで勝ったように見せかけているだけです。
やっていないことを「エントリー!」とか「ここで決済!」とか
寝言を言ってるだけなんですよ・・・。
寝言は寝てから言ってください、って感じになるわけです。
これを詐欺といわずに何というのでしょうか?評価に値しますか?
これでもまだ、ネット上の評判・検証サイトを信じれます??
「未来予知FX-デイトレISM」と「ドラゴンストラテジーFX」と旅するヒデ氏について|「プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)」との関係は?
「ドラゴンストラテジーFX」(ドラステFX)で勝ててるなら
わざわざ「未来予知FX」を使う必要ないじゃん。
そもそも初めから、論理が破綻しているのですよ。
ドラストFXが売れなくなってきたから、
グローバルロイズ社の妄想架空社員?であるヒデ氏が適当な新商材をリリースしたのでは?
まあ、このあたりの内部事情については、あなたのご想像にお任せします。
巷のレビューサイトを信じたいなら、それはそれで仕方ありませんし。
私にはどうすることも出来ませんので。
人は自分が見たいものを見て、知りたい情報を(半ば無意識に)取捨選択し、
信じたい情報を勝手に信じますので。
真実は耳に痛いと。
以上をもちまして、「未来予知FX」の検証を終わります。