天と地のダッシュボードは必要?使い方・評判とインジケーターとの違いを検証

天と地のインジケーターを調べていると、
途中で出てくるのが、
「天と地のダッシュボード」です。

で、
これ何?

名前だけだと、
相場情報を一覧で見るツールっぽい。

まあ、
間違ってはいません。

ただ、
役割はもう少しハッキリしています。

複数の通貨ペアを監視して、
天と地シリーズの重要なサインが出たら教えてもらう。

つまり、

自分の代わりにチャートを見張ってもらうツール。

です。

ドル円。

ユーロドル。

ポンド円。

ゴールド。

……

全部のチャートを順番に開いて、

「まだか」

「まだか」

と確認する必要がなくなる。

条件が来たら、
呼んでもらえばいい。

便利です。

ただし、

通知が来れば勝てる。

という商品ではありません。

ここを間違えると、
たぶん買ったあとに話が変わります。

天と地のダッシュボードは本当に必要なのか。

何を監視できるのか。

通常版とデイスイング専用版は何が違うのか。

そして、
どんな人なら買う意味があるのか。

販売ページの仕様、
開発者の使い方、
利用者の声も含めて見ていきます。

天と地のダッシュボードとは?「見るべきチャート」を教えてくれるツール

天と地のダッシュボードは、
天と地シリーズの開発者である、
あぶさん氏が開発したMT4用インジケーターです。

販売ページでも、

天と地のインジケーターを使いながら、
複数通貨ペアを監視する人向け

という位置付けになっています。

これが、
かなり本質だと思います。

一つのチャートだけ見るなら、
人間でも何とかなります。

でも、
監視対象を増やすと急に面倒になる。

ドル円を見て。

ユーロドルを見て。

ポンド円を見て。

ゴールドを見て。

……

その頃には、
最初のドル円がどうだったか忘れています。

そこで、
ダッシュボードです。

重要なサインを一画面にまとめ、
必要な場面が来たら知らせてもらう。

「全部を見る」

から、

「見る必要があるチャートだけ見る」

へ変えるためのツールです。

通常版では「重要な6つのサイン」を一画面で監視する

通常版の天と地のダッシュボードでは、
天と地のインジケーターの中でも重要とされるサインを、
まとめて確認できます。

販売ページに記載されているのは、
次の6種類です。

  • 天と地の点
  • 天と地のヒストグラム
  • 天と地のオシレーター①
  • 天と地のオシレーター②
  • 天と地のオシレーターDX
  • 天と地の谷

これらを、
複数通貨ペアについて一画面で確認できます。

さらに、
それぞれについて、

アラート通知・メール通知のON/OFFも、
ダッシュボード側で管理できます。

全部通知してもいい。

必要なものだけ鳴らしてもいい。

ここは、
かなり重要です。

ダッシュボードというより、

相場の通知センター。

そんな感じです。

「天と地の谷」の表示には注意

一つ、
販売ページに注意書きがあります。

ダッシュボード内の
「谷」のサインについては、
「天と地の山」を持っていない場合は表示されません。

ただし、
天と地の山を持っていなくても、
ダッシュボード自体が動かなくなるわけではありません。

谷だけが表示されない。

ここは、
購入前に知っておいた方がいいところです。

天と地のインジケーターとの違いは?

ここは、
かなり簡単に分けられます。

天と地のインジケーターは、
相場を分析するための道具。

一方、

天と地のダッシュボードは、
分析したくなる場面を探すための道具。

です。

ダッシュボードが、
全部判断してくれるわけではありません。

例えば、
サインが出た。

はい、買い。

別のサインが出た。

はい、売り。

……

そんなに簡単なら、
私も欲しいです。

実際は、

条件が来た。

その通貨ペアのチャートを見る。

環境認識をする。

本当に入るか判断する。

という流れになります。

つまり、
ダッシュボードは、

「エントリー判断」より前の仕事を減らすツール。

という方が近いです。

天と地のインジケーターそのものについては、
こちらの記事で詳しく見ています。

天と地のダッシュボードはアップデートがかなり続いている

この商品、
2023年に出て終わりではありません。

販売ページを見ると、
かなり細かくアップデートされています。

  • Ver.1.00(2023年6月3日):販売開始
  • Ver.2.00(2023年10月17日):オシレーターの色転換を追加
  • Ver.3.00(2024年7月13日):ラインの色転換を追加、オシレーター速度LV1・LV2を選択可能に
  • Ver.4.00(2024年12月15日):デイスイング専用ダッシュボードを追加
  • Ver.5.00(2025年4月23日):デイスイング専用版へ複数機能を追加・修正
  • Ver.6.00(2025年8月8日):デイスイング専用版にABUADX_DXの通知項目を追加

ここは、
個人的には評価したいところです。

インジケーター系の商品には、

発売。

売れた。

……

終了。

というものもあります。

天と地のダッシュボードは、
少なくとも販売開始後も、
機能追加や修正が続いています。

特に大きかったのが、

「天と地のデイスイング」専用ダッシュボードの追加。

ここから、
少し性格が変わってきます。

通常版とは別に「デイスイング専用ダッシュボード」もある

Ver.4.00から、
天と地のデイスイング専用ダッシュボード
が追加されています。

これは、
通常版をそのままデイスイングに流用したものではありません。

デイスイング手法で重視するポイントに絞った、
専用版です。

つまり、

通常版=天と地シリーズの重要サインを広く監視。

デイスイング専用版=デイスイング手法で必要な条件へ絞って監視。

という違いがあります。

販売ページでも、
デイスイング専用版は、
通常版に比べて内容をかなり細かく絞っていると説明されています。

逆に、

「天と地の点も見たい」

「谷サインも通知してほしい」

という場合は、
通常版も併用できます。

何でも一画面へ詰め込むのではなく、

トレード手法によって、
監視するものを分けている。

ここは分かりやすいです。

デイスイング専用版には機能追加も続いている

デイスイング専用ダッシュボードも、
追加されて終わりではありません。

Ver.5.00では、

  • ABUADX
  • ABUDMI
  • HISTOGRAM DX2 ver.2の上段・下段

などが追加されています。

さらに、
通知やサイン表示についても修正。

Ver.6.00では、
ABUADX_DXの通知項目も追加されています。

かなり細かいです。

ただ、
ユーザー側からすると、
全部覚える必要はありません。

重要なのは、

デイスイング手法で待ちたい条件まで、
ダッシュボード側へ任せられる範囲が増えている。

ということです。

一番のメリットは「チャートを見続けなくていい」こと

私は、
ダッシュボードの価値はここだと思います。

勝率○%。

爆益。

聖杯。

……

そういう話ではありません。

待つのが楽になる。

地味です。

でも、
FXでは結構大事です。

例えば、

「この条件が揃ったら見よう」

と決めていたとします。

でも、
いつ来るか分からない。

だから、
チャートを開く。

まだ。

30分後。

また見る。

まだ。

さらに見る。

……

そのうち、
別のものが見えてきます。

「この形でも、
入れそうだな」

「少し早いけど、
動きそうだな」

ここから、
ルールが少しずつ曲がっていく。

待っていたはずなのに、
自分から相場へ近づいていく。

私は、
こっちの方が怖いです。

ダッシュボードに監視を任せて、

鳴るまで見ない。

この使い方なら、
単なる時短以上の意味があります。

開発者自身も「条件を決めたら通知を待つ」使い方

開発者のあぶさん氏が紹介している実際のトレード例を見ると、
ダッシュボードの役割がかなり分かりやすいです。

例えば、
デイスイングでは、

まず、
4時間足や日足を見て、
良さそうな通貨ペアを探す。

ここは、
人間がやります。

そして、
狙いたい通貨が決まったら、
1時間足のダッシュボードで、
待ちたい条件をONにする。

あとは、

通知を待つ。

です。

これ、
かなり大事です。

ダッシュボードを開いて、

「何か鳴ってる。
入ろう」

ではない。

先に相場を見る。

候補を決める。

条件を決める。

そのあと、
待つ部分だけを機械へ渡す。

考えることを外注するのではなく、
待つことを外注する。

私は、
この使い方ならかなり納得できます。

「のんびりトレードしたい」という開発思想とも合っている

開発者のインタビューを見ると、
天と地シリーズは、
とにかく売買回数を増やす方向だけで作られているわけではありません。

特にデイスイングでは、
4時間足や日足を使い、
大きな流れを見ながらトレードする考え方が出てきます。

要するに、

チャートへ張り付く。

サインを探す。

また入る。

また探す。

ではなく、

良い場所まで待つ。

こちら。

待つなら、
人間がずっと見ている必要はありません。

条件が来た時だけ、
呼んでもらえばいい。

そう考えると、
ダッシュボードの存在理由がかなり分かります。

複数通貨を監視するほど、ダッシュボードの価値は上がる

ダッシュボードが必要かどうかは、
監視する通貨ペア数でも変わります。

ドル円だけ。

時間足もほぼ一つ。

この場合、
正直、
なくても何とかなると思います。

一方で、

ドル円。

ユーロドル。

ポンドドル。

ユーロ円。

豪ドル。

ゴールド。

……

と広げていく。

さらに、
複数時間足も見る。

ここまで来ると、
人間の仕事が増えます。

実際、
利用者レビューでも、
多数の通貨ペアを一画面で監視できる点を、
便利だと評価する声があります。

見るものが増えるほど、
「全部を見る」のではなく、
「見るべきものだけ教えてもらう」価値が上がる。

ダッシュボード向きなのは、
こういう人です。

通知が来れば勝てるわけではない

ここは、
強調しておきたいです。

通知が鳴った。

買う。

また鳴った。

売る。

……

それなら、
ダッシュボードではなく、
ほぼ売買サインツールです。

実際には違います。

条件が出ても、

大きな時間足はどうなのか。

トレンド方向と合っているのか。

他の条件はどうなのか。

入るには遅すぎないか。

見ることは残ります。

ダッシュボードが教えてくれるのは、
「見るべき場面が来た」まで。

入るかどうかは、
自分で決める。

だから、
裁量トレーダー向けなんだと思います。

通知を増やしすぎると「通知を見る仕事」が始まる

便利な機能がたくさんある。

では、
全部ONにしよう。

……

これは、
あまりおすすめしません。

オシレーター。

DX。

色転換。

ライン。

ABUDMI。

複数通貨。

複数時間足。

全部通知。

すると、

今度はスマホを見る仕事が始まります。

せっかくチャート監視を減らしたのに、

ピコン。

見る。

ピコン。

また見る。

これでは、
あまり変わりません。

ダッシュボードを使うなら、
先に決めるのは、

「自分は何を待っているのか」

です。

例えば、

4時間足の方向が揃っている時だけ。

1時間足の特定条件だけ。

オシレーターDXのこの状態だけ。

そこまで絞る。

ダッシュボードは、
通知を増やすための道具ではありません。

見る必要のない時間を増やすための道具。

私は、
そう使いたいです。

天と地のダッシュボードの評判・レビューは?

GogoJungleには、
購入者からのレビューがあります。

特にダッシュボードについては、

  • 複数通貨をまとめて監視できる
  • 条件が揃った場面を探しやすい
  • チャートをずっと開いておく負担を減らせる

といった便利さを評価する声があります。

ここは、
商品の性格とも一致しています。

ダッシュボードそのものが、
トレード利益を生むわけではありません。

探す時間を減らす。

待つ負担を減らす。

その部分への評価です。

また、
開発者自身が、
GogoJungle内で使い方や実際のトレード例、
アップデート内容を継続的に公開しています。

インジケーター系の商品で困るのが、

買った。

マニュアルを読んだ。

……

で、
どう使うの?

となることです。

天と地シリーズの場合、
開発者の記事を追うことで、

何を見て、
どのように組み合わせているのか。

具体例まで確認できる。

これは、
購入後を考えると悪くありません。

ただし、
レビューが高評価だからといって、
誰でも同じ結果になるわけではありません。

特にダッシュボードは、

「何を待つか」が決まっていない人が買うと、
ただの情報表示板になりかねません。

天と地のダッシュボードは必要?向いている人

結局、
ここですよね。

必要なのか。

私は、
全員には必要ないと思います。

必要性が高いのは、
こんな人です。

  • 天と地のインジケーターをすでに使っている
  • 複数通貨ペアを監視している
  • 複数時間足を使っている
  • 条件が来るまで何度もチャートを見るのが面倒
  • 待ちたいサインが決まっている
  • 天と地のデイスイングも使っている
  • チャートへの張り付き時間を減らしたい

特に、

「エントリー場所が分からない」

という人より、

「待つ場所は分かっている。でも監視するのが面倒」

という人。

こちらの方が、
ダッシュボードとの相性は良いです。

逆に、天と地のダッシュボードが不要な人

逆もあります。

  • 天と地のインジケーター自体をまだ使っていない
  • 監視する通貨ペアが一つ程度
  • チャートを見る時間を十分取れる
  • 何の条件を待つのか決まっていない
  • 通知=売買サインだと思っている

こういう場合、
優先順位は高くないと思います。

特に、
天と地シリーズをまだ理解していないなら、

まずインジケーターを見る。

自分が待ちたい条件を決める。

その監視が面倒になったら、
ダッシュボードを考える。

この順番で十分です。

待ちたいものがないのに、
見張り番だけ雇っても仕方ありません。

天と地のインジケーターとダッシュボード、どちらを先に買う?

初めて天と地シリーズを使うなら、
私は、
インジケーター側を先に理解する方が自然
だと思います。

ダッシュボードが監視するのは、
天と地シリーズのサインだからです。

何を見ているのか。

どんな場面を狙うのか。

何が揃ったら、
チャートを見たいのか。

それが分かってから、

「これ、
毎回探すの面倒だな」

となる。

そこで、
ダッシュボードです。

インジケーターを理解する
→待つ条件が決まる
→監視をダッシュボードへ任せる。

この順番が、
一番分かりやすいと思います。

天と地シリーズには、
ダッシュボードを含むセット商品もあります。

単品とセットでは内容や販売条件が変わることがあるので、
購入する場合は販売ページで最新内容を確認してください。

私なら「勝つためのツール」より「待つためのツール」と考える

ここまで見て、
私が一番しっくり来るのは、

勝つためのツール。

ではなく、

待つためのツール。

です。

FXでは、
チャートを見る時間が長いほど、
良いトレードが増えるとは限りません。

むしろ、
見ているから入りたくなることがあります。

条件はまだ。

でも、
動き始めた。

置いていかれそう。

ちょっとくらい早くても……

入る。

そして、

「あれ?」

となる。

これ、
珍しくないと思います。

ダッシュボードへ監視を任せて、

「鳴るまで見ない」

ができるなら、
価値があります。

ただし、
その前に必要なのは、

「何が鳴ったら見るのか」を決めること。

ダッシュボードが、
そこまで決めてくれるわけではありません。

まとめ|ダッシュボードが必要なのは「待つ条件」が決まっている人

天と地のダッシュボードは、
複数通貨を監視しながら、
天と地シリーズの重要なサインをまとめて確認できるツールです。

通常版では、
重要な6つのサインを一画面で監視。

さらに、
デイスイングを使う人向けには、
専用ダッシュボードもあります。

どちらにしても、
役割は同じです。

人間がずっと見張らなくていいようにする。

条件が来たら、
チャートを見る。

入るかどうかは、
自分で決める。

だから、
通知が多いほど良いわけでもありません。

何を待つのか。

どんな時は見送るのか。

そこが決まっているほど、
ダッシュボードの価値は上がります。

相場を見る時間を増やすツールではなく、
見なくていい時間を増やすツール。

私は、
そんな位置付けで見ています。